ソニーが、2.8MHz/1bitのダイレクトストリームデジタル（以下、DSD）と、192kHz/24bitのリニアPCMのハイレゾリューション・オーディオ録音・再生に対応した32GBメモリー内蔵のポータブルリニアPCMレコーダー 「PCM-D100」を11/21に発売すると発表しました。価格はオープンで市場推定価格は100,000円前後。ソニーストアでの販売予定価格は99,800円。
「PCM-D100」は、デジタル録音でありながら、DSDと192kHz/24bitのリニアPCMの録音・再生方式に対応。広い周波数帯域まで対応することで、低域から楽器に含まれる超高域の微細な音楽成分までも豊かな音質で録音が可能。
新開発の大口径15mm単一指向性マイクユニットは、高感度、広帯域の録音により、40kHzまでの周波数特性を表現。可動式高感度ステレオマイクロホンを搭載することで、音源に合わせてマイクの集音範囲を変えることが可能。
録音方式は、DSD：2.8224MHz/1bit、WAV：192/176.4 24bit、96/88.2/48/44.1kHz 24/16bit、MP3：320/128kbps。再生方式は、DSD（.dsf/.dff）、WAV、FLAC、MP3、WMA、AAC。
SD/SD HC/SD XCカード、メモリースティック PROデュオ、メモリースティック PRO-HGデュオの外部メモリーにも対応。加工用のPCソフト「Sound Forge Audio Studio 10 LE」も付属しているようです。
USB DAC機能は入れてこなかったのか。ともあれ、国内向けのハイレゾオーディオ戦略がいよいよ本格始動ですね。まずは録再機から。次は再生専用機かな…。
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