ホームシアターシステム新製品4機種全てがBluetoothとNFCに対応

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新搭載の波面制御技術などの音響技術により、7.1chサラウンドの臨場感を広範囲で再現する サウンドバー『HT-ST7』他、全機種NFC、Bluetooth®に対応したホームシアターシステム4機種発売

ソニーは、新搭載の波面制御技術などの音響技術の集結により、7.1chサラウンドの迫力ある臨場感や定位感を、広いリス二ングエリアで忠実に再現できるサウンドバー『HT-ST7』などテレビと組み合わせた楽しみ方を提案するホームシアターシステム4機種を発売すると発表しました。

今回新たに導入する4機種では、ホームシアター用途のみならず、リビングでスマートフォンなどの音楽をより手軽に楽しめるよう、全機種がBluetoothに対応し、NFCも搭載されています。

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『HT-ST7』『HT-ST3』

テレビの前にバータイプのスピーカーユニットを設置するだけでサラウンドを手軽に楽しめるサウンドバーモデル。映画を構成する重要な要素である「セリフ」・「音楽」・「効果音」に着眼し、音響設計。両機共に4Kの映像信号のパススルーに対応。

HT-ST7は、7.1chのフロントサラウンドに対応し、SPE協力のもと、映画の音作りの要素を見直し、ソニー独自の音響技術を集結。「S-Force PRO フロントサラウンド」に、本体の7つのスピーカーの音場を広い範囲で制御する波面制御技術を新たに加え進化。7.1ch独立駆動アンプ、7個の独立した磁性流体スピーカーを搭載。

HT-ST3は、4.2chのフロントサラウンドで、コンパクトなサウンドバーでありながら、波面制御技術を搭載した「S-Force PROフロントサラウンド」などにより広範囲でサラウンドを忠実に再現。新開発薄型スピーカーの採用や、振動を軽減し、テレビ台の中に収納可能なサブウーファーの採用により、省スペースを実現。

『BDV-EF1』『BDV-N1WL』

一台で、CDやDVD、ブルーレイディスクなどのディスク再生、FMチューナー、インターネット動画・音楽再生もできるサラウンドシステム。

BDV-EF1は、コンパクトなスピーカー・サブウーファーの採用により、机の上など、場所を取らずに設置。

BDV-N1WLは、リアスピーカーのワイヤレス接続により、部屋を横切る配線をなくし、日常生活の動線を邪魔しない設置が可能。スピーカー配置を理想の場所に再配置する技術により、5.1chサラウンドの理想的な音の広がりを実現。5chの独立した磁性流体スピーカーを採用し高音質を追求。

市場推定価格は、『HT-ST7』が約130,000円前後、『HT-ST3』が約60,000円前後、『BDV-EF1』が約40,000円前後、『BDV-N1WL』が約60,000円前後。

Bluetooth対応の詳細ですが、バージョンは全機種3.0。高音質モデルのみapt-XとAACに対応で、それ以外はAAC対応のようです。これ以外に、フラッグシップの高音質モデルにスピーカーの電源を切っておいても、 Bluetooth機器で電源を入れられる「Bluetoothスタンバイ機能」と、Bluetoothの音源に対し、圧縮の際に失われがちな消え際の微小な音まで再現する機能。失われた音を時間領域で復元することで、オリジナル音源に近い、自然な音質で再現する「ハーモニクスイコライザー」機能が搭載されているようです。

ちなみに、N1WLとEF1はSACDの再生にも対応してるんですね。ハイレゾブーム到来で再熱の可能性も?

※Bluetooth Music Labo用の記事を一部改編して転載