業界初レーザー光源の業務用液晶プロジェクターを発売 - 明るく美しい色再現性と、レーザー光源ならではのスピード点灯や20,000時間の長寿命を実現 -
ソニーが、液晶プロジェクターとして業界で初めてレーザー光源を使用した、業務用液晶プロジェクター「VPL-FHZ55」を8月に発売予定と発表。市場推定価格は税別約900,000円。
新開発の青色のレーザーと蛍光体を組み合わせた独自の「光源システム」を搭載。これにより、青色レーザーから白色光を生成し、その後の工程で3原色(RGB)の光に分解し、3枚のLCDにそれぞれ透過することで映像を投写。
レーザー光源の明るさと、3原色を同時に投写することで色輝度を保つ「3LCD方式」の組み合わせで、コンパクトな本体ながら、4000ルーメンの高輝度で美しい色再現を実現するとのこと。
レーザー光源を使用しているため、点灯までのウォーミングアップや使用後のクーリングが不要。わずか6秒程のスピーディーな投写を実現し、すぐに授業や会議が開始できるとか。
また、レーザーは突然光源切れするようなリスクが少なく、授業や会議を中断することのない、システムとしての高い信頼性も実現。
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