米アマゾン、日本で携帯端末用データ通信サービス 使い切りSIMカード1980円で(会員向け)
Amazonが今月中に日本国内向けの無線データ通信サービスに参入すると日経が報じました。ドコモのLTEを利用する日本通信の回線を使用。スマートフォンやタブレットを対象に1,980円の使い切り制でSIMカードを販売。利用できるデータ量はカード1枚当たり500MBで、上限を過ぎると回線は停止(継続使用には追加購入が必要)。今夏に日本で投入する予定のKindle向けで、主力の書籍、コンテンツ、端末の販売に加え、通信回線も提供することで日本市場で足がかりを築く考えとか。
ちなみに、この報道に対して日本通信は「自社発表では無い」とコメントしたのみ。
この報道が真実なのであれば、Kindleの夏上陸は確実ってことになりますね。また、データプランの内容から、Kindle Fireのような、多機能タブレットの投入が予定されているととっても良いのかな。
電子ペーパー端末の通信機能対応なら、データ通信料は少なくて済むはずだし、Sony Reader G1のようにauとタッグを組めば良いわけだし…。
なにはともあれ、Kindle上陸はソニーの国内Readerビジネスにとって最大の脅威になることは間違いないでしょね。今後の動向に要注目。
(下手な合成でわかると思いますが、トップのパッケージ画像は当然嘘です。念のため)
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