2012/05/29のつぶやき

「技術の高さとは何かといえば、年輪と同じで何回自分を否定したかです。だから、一番(やっては)いけないのは、新しい技術を開発したら、それを守ろうとすることです。世の中は変化しています。守ろうとした時点で、(その技術は)終わりなんです」「DRCが他社から出ないというのは、何回も壊したうえで作ったという技術的な高さがあるから」「積み重ねのうえに完成した技術は、(他社も)それだけの時間が必要になりますから、すぐには追いつけません。つまり、(DRCは)二番手商法が通用しない技術なのです」

※「さよなら!僕らのソニー」でお馴染み、立石泰則氏の文庫書き下ろし「ソニー最後の異端―近藤哲二郎とA3研究所」をブックオフで見つけたのでゲット。105円。久多良木氏とともにソニーの二大異端と言われたテレビ向け「DRC」開発の立役者、近藤哲二郎氏にスポットを当てたノンフィクションドキュメント。1982年10月、ソニー厚木の情報機器事業本部が厚木工場内に「情報処理研究所」を設置。同研究所には、近藤氏をはじめ、プレステの久多良木氏やロケフリの前田氏が集まり、さながらソニーの「梁山泊」という役割を果たすことになったそう。冒頭の近藤氏によるDRCの特徴説明はなんと力強いのだろう。そんな同氏、ソニー退社後に「アイキューブド研究所」を設立。シャープと一緒に次世代”ICC 4K 液晶テレビ”の共同開発を推進中。

プレステ携帯「Xperia PLAY」はAndroid 4.0にアップデートせず
SOMCがAndroid 4.0へのアップデートスケジュールを更新。「Xperia PLAY」はゲーム操作での安定性が確保できないためアプデ対象から外れるとか。こんな調子で大丈夫か。PSSの未来はあるのか…。

発売から半年、Sony Tabletが好調な理由
RECOPLA」でBDレコとの連携を期待していた人たちが、対応レコーダーの少なさや、諸々の説明不足に対して怒りをぶちまけている現実も無視できない。Tablet本体やRECOPLA自体には罪は無いだけにつらいね…。

デザインとデジタルの力で利便性を増した「NEX」最新型――「NEX-F3」
可動方法の変更により、液晶モニターを下向きにできなくなったそう。無理すればほんの少しだけ角度をつけられるが実用的ではないとのこと。

「VAIO Z」購入時に絶対に入っておくべき「長期保証サービス」
これはロードテストではない。

DTCP-IP、PC、Huluと多彩なメディアを再生可能 ウェスタンデジタルの「WD TV Live」
特に詳細が明記されていないけど、DTCP-IPにも対応しているらしい。トリックプレイ対応は他のSTBと比較した際の大きなアドバンテージとか。DLNA非対応テレビと組み合わせればnasneのコンテンツを有効利用できそう…>Western Digital WD TV Liveストリーミング・メディアプレーヤー 無線LAN搭載/1080p対応 WDBHG70000NBK-JESN

iPhoneもOK、専用機器で配信
Slingbox PRO-HDはいまだ販売停止中…。

家電3社の新社長は“茨の道”を切り拓けるか? ソニー、パナ、シャープに見る「復活へのDNA」
平井新社長がソニーの企業カルチャーを蘇らせることができるか否かは口で言うほど容易なことではない。むしろ「かなり難しい」という見方が有力とか。

「持つ理由ない」家電株 のしかかる税負担
「昔であればソニーは持っていることが前提で、そのうえで多めに持つべきかどうかを聞かれたが、今は保有せずに何か買う理由ができたかと(投資家に)聞かれる」そう。不振部門での税効果の適用除外と連結納税で金融が対象外なことも重荷。赤字事業の損失の相殺もできず金融で稼いだ分の税金を負担することになるそう。

麻倉怜士が喝! 真の垂直統合を実現した三菱電機を見習うべし
三菱のテレビ事業はソニーにおけるそれとは位置づけが異なる。趣味的なところがあり、それが現在のいい形になっているとか。

放送の明日が分かる“麻倉的”NHK技研公開の展示ベスト5(後編)
1位はHybridCast。放送と通信の融合、日本型スマートテレビといった観点からもユーザーフレンドリーなソリューションとか。