ソニーの電子書籍端末「Reader」試用レポート ~無線LAN対応。ストアから直接購入が可能
PC WatchによるSony Reader最新機種「PRS-T1 」のレビュー。以下、個人的に気になるポイントを抽出。
・第4世代Kindleに匹敵する軽量ボディ。厚みは従来機より0.7mm薄い。実際に手に持つと数値以上に薄くなったように感じられる
・画面上部をタップすれば、無線LAN設定およびダウンロードの通知画面が表示され、無線LANをこまめにオン/オフできる
・AndroidベースのOSで動作
・ページめくりの反応速度は若干速くなっているようだが、文字サイズ変更時の再読込などは遅くなった部分もあり一長一短
・Kindleには白黒反転を数ページに1回しか起こらないよう抑制するモードがあるが、本製品にはないためKindleに慣れた後に使うと画面が切り替わるスピードに不満を感じがち
・パスワードの入力が求められる頻度が高い。文字入力が容易とは言えない本製品ではややストレス
・多数の候補をわかりやすく見せる工夫ができていない
・端末単体で本を探して購入でき、そのままダウンロードして読める。従来モデルの手間とは比較にならないほど楽(ただし、購入後のダウンロードは手動操作)
・ネット接続機能が便利。Webブラウザはタッチ操作でスクロールやリンク先へのジャンプもできて便利。画面の白黒反転にさえ目をつぶれば、ドラッグもそこそこ軽快。日本語テキストの入力も問題なく行なえ、GmailやTwitterなども問題なく利用できる
「薄型軽量のハードウェアの完成度は高く、メモリ容量もmicroSDで補え」「純粋な電子書籍端末として見た場合はもちろん、自炊ユーザーにとっても魅力のある1台」と総じて高評価。競合は国内発売が噂されるKindle Touchで動向も要チェックだけど、最終的な決め手になるのはコンテンツの充実度であることは間違いないとの結論にも納得。
新製品に大沢さんの新宿鮫シリーズ最新刊がプリインストールされてることに最近気がついた。しかも紙より安い。よくよく考えると、自分的には3G通信機能はあまり必要ないよな。6,000円の差分、本も買えるし…。てことでWiFiオンリーモデルにグラグラ来てますが、なんだかんだでKindle Touchの動向が気になるので、やはりもう少し様子見…。