Sony Readerが.book対応に~Reader Storeで対応コンテンツ6000点販売

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電子書籍リーダー「Reader™」 ドットブック(.book)フォーマットのサポートを開始 ~「Reader™ Store」でのコミック販売も6月23日より開始~(Sony Japan)
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ソニーは、国内で販売中の同社電子書籍リーダー向けに、.bookフォーマット対応のアップデートプログラムの提供をサポートページを通じて無償にて開始すると発表。.bookフォーマットは、ルビ、縦書きレイアウトなど日本語特有の表示に対応し、日本国内で多数の書籍、コミックならびに雑誌をサポートする電子書籍フォーマットの一つ。今回のサポートによりコンテンツの選択の幅が一層広がるとしています。

また、6/23からは「Reader Store」において、.bookフォーマットに対応した書籍およびコミックの販売も開始。第一弾として伊坂幸太郎著「チルドレン」などの書籍約300タイトルならびにかわぐちかいじ作「沈黙の艦隊」や二ノ宮知子作「のだめカンタービレ」などコミック約1,360タイトル、計約6,000冊のコンテンツの販売を開始。国内「Reader Store」におけるコミック販売は初とか。

大手メディア報道によると、今回のファームウェアではコミックの表示における最適化を図っており、同じコンテンツであっても、.book対応の他の端末や自炊データよりも、より良い画質を実現できるとか。

「進撃の巨人」や「宇宙兄弟」はなかなかのインパクト。ラインナップが一挙に6,000も追加されるってすごい事なんだろうけど、これでようやく2万点越えですからね。まだまだこれからって感じかな…>「TSUTAYA GALAPAGOS」と「Reader Store」の“蔵書点数”を比べてみた(6月17日編)

一方でこんなニュースも。専用端末にしても、複数台持ちにしても、スマホ単体にしても、まだまだ課題は山積みっぽい…>電子書籍、先行き“読めず” 専用端末・コンテンツが伸び悩み電子書籍を読むなら、どのキャリアのどのサービス?

あと富士通がPC向けのサービスを展開。なんと品揃えは30万点!なんですが、大半が雑誌記事やレポート記事の切り売りというマジック…>富士通、国内最大規模の電子書籍サービス「BooksV」をオープン

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