2819や2825といったBluetoothスピーカーでお馴染みのリテールコムさんなんですが、最近はBluetooth商材だけじゃなくて、eneloopやiPhone絡みのガジェットの取り扱いを始めたようで、色々ある中のフォーカルポイントコンピュータ製のiPhone/iPod用充電器「mophie juice pack reserve」を試用させてもらえたんで簡単にレビューをば。ちなみに、同製品の価格は11/29現在でリテールコム扱いは税込3,680円で送料無料、Amazon扱いが税込3,715円で送料無料です＞Mophie Juice Pack Reserve）

パッケージはシンプルで本体以外の付属品はカラビナと充電用のmicroUSBケーブルと取説のみ。本体デザインはiPhone 4ライクなブラックとシルバーのモノトーン。素材はプラですが、決して安っぽくはないです。素性が確かな「Made for iPod/iPhone」商品だけありますです。本体も見た目以上に軽く、たった48gしかありません。

取説に書かれている「mophie juice pack reserve」の主な特徴は、他のどの充電器よりも2倍の速さで充電可能なことと、高輝度LEDフラッシュライトを装備していることだそうです。iPhone/iPod専用をうたっているだけあって、いわゆるDock端子経由で充電するわけですが、この端子がスライド式になっていて、使わない時は本体内にしまっておける点もユニーク。

電池は容量1000mのリチウムポリマー使用。デバイスに接続されると自動的に電源オン、取り外されると自動的に電源オフ状態になるそうです。また、4つの白色LEDメーターでバッテリー残量が確認可能。過充電や温度保護機能も内蔵しており、500回以上のフル充電が可能。ちなみに、部分サイクルはフル充電にカウントされないので継ぎ足し充電もOKとか。なお、このバッテリーとiPhone/iPod内蔵バッテリーの同時充電はできない仕様のようでした。

充電は側面のmicroUSB端子経由で付属のケーブルを使い、PCや外部のUSB電源から行います。バッテリー残量の確認は背面のボタンを押すだけ。LEDが4個点灯がマックスフル充電状態で、1個点灯は残量がほとんど無い状態とか。

なお、LEDフラッシュライトはバッテリー残量確認用ボタンの長押し。点灯状態でもう一度ボタンを押すと即消灯ですが、押さなくても30秒間点灯後自動的に消灯するそうです。

てことで、早速手持ちのiPhone 4使ってみました。まずはバッテリー残量5%の状態からの充電。なんとiPhoneのバッテリー残量が30%ほどになった段階で充電器のバッテリーがすっからかんになってしまいました。時間にして正味30分程度でしょうか。次に電池マークが赤くなってアラートが出る残量20%の状態から試してみたところ、同じく30分程度で50%まで回復しました。本体の残量が少ない場合は思ったより回復できないようです。

ちょっと半端ですが、残り45%の状態から試してみたら同じく30分程度で今度は85%まで回復。また、残り70%の状態からだとフル充電が可能で、しかもLEDが2個分残りました。ということで、残量が半分程度からの充電は余裕が生まれて効率よく充電できるっぽいです。まあ、大容量とはいっても所詮は1,000mAhですからね。これぐらいが限界なんじゃないでしょうか。

その後、SIMが死んでるiPhone 3Gで検証してみたところ、バッテリー残20%からは75%まで回復できました。未検証ですが、残50%ならフル充電可能でしょね、きっと。あと、iPadも一応充電可能でしたが、ホントに雀の涙程度ですので実用性は全く無いです。念のため。

初めから緊急用なんだと割り切れば、充電速度や使いやすさ含めて十分及第点。500回フル充電して使えるってことなんで、毎日充電しても1年ぐらいは使える計算になるのかな。1日10円って考えるとコストパフォーマンス高し。iPhone 4で使う場合はバッテリー残量が半分ぐらいになったらサクッとこれで継ぎ足し充電しちゃパターンが一番ストレス無い使い方かな…。iPhone 4が微妙に一日もたない使い方をしている人には良い選択肢なのではないでしょうか。

ということで、「mophie juice pack reserve」試用の機会をくださったリテールコムさんにはこの場を借りて御礼申し上げます。ちなみに、iPhone 4専用で大容量バッテリー内蔵のjuice packも好評発売中とのこと。一昔前より随分と値段もこなれているようです＞Juice Pack Air for iPhone