ノートPCメーカーがiPadから学ぶべき6つの要素とは

ノートPCがiPadから学ぶべき6つのポイント

ノートPCがiPadから学ぶべき6つの要素は、バッテリ駆動時間、起動の速さ、アプリケーションストアの集約、シンプルなインターフェース、コンテンツ消費に適したデバイス、取り回しのしやすいサイズだそうです。

コンテンツ消費に適したデバイスに関しては、「ほとんどのユーザーはクリエイターではなくコンシューマーである」であるとして、90-9-1の法則を取り上げてますね。コンテンツを作成するようなユーザーは1%で、9%のユーザーがそのコンテンツに対してアクション(コメントを付けたり変更を加えたり)を起こすも、残りの90%は単なる読者や消費者でしかないという法則だそうです。

確かにiPadの評価はこうした法則を前提に考えないといかんですね。Twitterのようなマイクロブログとの相性が良さもそれを裏付けていると思います。今後はiOS4対応でまた違った評価を受けることになりそうですが、すでに今の段階で生産性アップに役立つとするニュース記事もあります。「優れた携帯型プロダクティビティツール」とまで言っちゃってますがそこまでは言い過ぎでは…>iPadは企業を変えるか

ともあれ、先の6つの要素は家電やIT系の製品全てに通じる内容でもありますね。ちなみに、コラムは

PCメーカーはiPadの成功を真摯に受け止め、ウルトラポータブルという戦略を見直し、より小さく、バッテリ駆動時間のより長い製品をより安い価格で提供することを検討すべきではないだろうか。また、そういった製品上でAndroidといったモバイルOSを稼働させることを検討してみるのもよいだろう

というコメントで締めくくられてます。ということで、他のメーカーもがんばれ。あえてソニーでなくOSを手にしたHPを応援したい気持ちが沸々と沸いてる今日この頃…>“Windows+Palm”タブレットでiPad追うHP

「ノートPCメーカーがiPadから学ぶべき6つの要素とは」への1件のフィードバック

  1. iPadは優れたデバイスですが盲点はあると思います。
    SPAさんが体験されたトラブルをはじめPCとの連携は面倒。
    他にも写真の入ったSDカードなどから直ダウンロード出来たらいいなと思いますよね。

    この閉鎖的な部分をオープンにしていけば、まだまだ多くの会社にとって商機ありと思います。

    なんでも使えまっせ、しかも小さくて軽くて電池持ちよくて防水で!となったら日本企業の得意分野じゃないですかね。

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