ソニー、2010年度第1四半期のグループ連結決算は大幅増益

Sony Japan | 2010年度 第1四半期 業績説明会(Sony Japan)
ソニー、2010年度第1四半期決算は大幅増益に-営業利益670億円。テレビ黒字化。PS3は240万台

ソニーが2010年度第1四半期のグループ連結決算を発表。売上高が1兆6610億円、営業利益が670億円、純利益が257億円と大幅に収益改善。コンスーマー・プロフェッショナル&デバイス分野と、ネットワークプロダクツ&サービス分野が営業損益改善に大きく寄与したとか。個人的に注目したいトピックスは以下の通り。

・テレビの売上台数510万台は、前年同期比で60%の大幅な伸びで、売上高も前年比20%増の2,920億円。商品力そのものが上がったことが大きい。秋以降は“インターネットテレビ”も用意する
・デジタルカメラのヒット商品は「NEX」。日本では一時的にだがシェアは30%程度まで上がった。通常10%程度だが、3倍程度にまで伸びている
・ネットワークサービスの売上は2009年で400億円、今年は800億円程度を目指している。収益貢献はまだだが、来年あたりにブレイクイーブン以上の成果が出ると考えている
・金融分野は、売上高が前年同期比25.7%減の1,690億円、営業利益が37.8%減の300億円
・ソニエリは売上高が前年比4.4%増の17億5,700万ユーロ、純利益は700万ユーロと黒字転換

金融は売り上げこそ減ったけど、グループ全体で見た時の営業利益の貢献度たるや…。もはや金融無しでのソニーはアリエンティー?

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