音楽書こそ電子書籍化向きなのでは

昨日、6/25はMJの命日。特にWOWOWは「THIS IS IT」の初オンエアを含むフォーエバー企画が目白押しで見逃せない番組が多かったですね。その「THIS IS IT」の舞台裏を含む、初心者からマニアまで全てのファン向けの入門書との触れ込みの新書「マイケル・ジャクソン」を購入。命日にあわせて呼んだのですがこれが非常に面白かったです。著者はNONAREAVESの西寺鄕太さん。MJの没前からBSのMJ特集でそのマニアぶりを披露し、今やミュージシャンよりもMJ研究家としての顔の方が有名になってしまいましたね。ちなみに、NONAのことは当サイトでも07年3月のつぶやきで取り上げてます>SONGSの佐野元春を見てNONA REEVESにはまる

この手の本を読んでいていつも思うのが、こうした音楽関連の書籍こそ電子化すべきなんじゃないかということ。というかして欲しい。至極当たり前の事なんだけど、テキストベースの検索性はもちろん、文中に出てくるアルバムのジャケット写真が確認できたり、曲名がオンラインの音楽サービスにリンクしてすかさず試聴出来たりとか、便利だと思うんだけどなあ…。

MJの本は新書でページ数も少ないからまだ良いけど、音楽書は結構分厚くて持ち運ぶのが大変なものが多いし…。野田努さんの「ブラック・マシン・ミュージック」なんてデータベースとしての価値も高いし、タイトルや取り上げてる音楽のジャンル的にも電子化と相性がよいと思うんですが…。権利関係とか大変でしょうけど、うまくやればAVコンテンツの拡販につながるとも思うので、何とか実現して欲しいっす。

ちなみに、MJとEPICソニーの喧嘩は有名ですが、デトロイトテクノのアンダーグラウンドミュージックとソニー(独)が対立していた(メジャーレーベルとしてやってはいけないことをしでかしていた)事実について初めて知りました。興味のある方は野田さんの本のあとがきを読んでみてください。

「音楽書こそ電子書籍化向きなのでは」への2件のフィードバック

  1. 「佐野元春のザ・ソングライターズ」セカンドシーズンがはじまるみたいですね。

    1. そうみたいですね。
      昨日のスペシャルプロローグは録画してますがまだ見てません。
      もしかして、セカンドシーズンに西寺君出演?

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