こちらで紹介したソニー純正のボリュームコントローラー付きステレオイヤーレシーバー「MDR-EX36PS」のプチインプレをば。
密閉ダイナミック型、9mmドーム型(CCAW採用)ドライバーユニット採用、再生周波数帯域は6~23,000 Hz、金メッキL型ステレオミニプラグ、コード長は約1.0mでコードの絡みを防ぎ快適にゲームをプレーできるコードスライダーボリュームコントローラー付き。対応機器はPSP goを含む全機種。というのが主な特徴。ブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、レッド、イエロー、グリーンの合計7色の豊富なカラバリ展開も魅力で、今回自分は珍しくレッドをゲットしました。パッケージはPSPロゴ入りのブリスタータイプ。中身はレシーバー本体、交換用イヤーピース(L/S)、取説、保証書。
PSP対応をうたってるけど、端子は一般的なステレオミニプラグなので接続相手を選ぶものではないです。コードはつやのあるべたつきやすいタイプ。パッケージには絡みにくいとあるけど、実際は結構からみやすかったりする。EX36SCのコードはマット仕上げで絡みにくいものだっただけにちと残念。
この手の9mmドライバーユニットのデザインは左右対称に近いので、暗い場所でユニットの右と左がわからなくなることがままあるんですが、このレシーバーにはちゃんと工夫がしてありました。ユニット上部に小さな突起がある方が左(L)用です。指先で触るとよくわかります。ちなみにEX36SCにも突起付いてます。
ボリュームコントローラーは左右のドライバーユニットから約40cmの場所に位置。側面のスライダーを上下させ、アナログチックにボリューム調整可能。先日旅客機内の音楽プログラム再生に使いましたけど、座席の脇じゃなく手元でボリューム操作ができるので便利でした。
装着感は実にソフト。ドライバーユニットが小さいので軽さがより引き立つのと、EX700から採用されたイヤーピースのおかげでしょう。音質については、見た目から想像できないほど低音が前に出てきます。ま、ソニーの9mmって昔からこんな感じの音でしたよね、確か。年寄りの耳ですので、高音が聞こえにくくなっていることもあるのかも。
あと、最も気になる音漏れですが、残念ながら音量が小さくてもそこそこ漏れてしまいます。電車バスで使うつもりなら、身近な人に協力してもらって音漏れする音量を把握しておいた方が何かと幸せかと…。遮音性能が悪くないだけに惜しい…。
てことで音漏れがなければコストパフォーマンスも悪くないのになあと思っていたところに、同価格帯の新製品EX50シリーズが6/21に発売とのニュースが飛び込んできました。ボリューム付き「MDR-EX58V」の実売が2,480円なので、これから買うならこっちの方が良いかも…。ってどんな結論やねん。