2009年度 第4四半期 連結業績のお知らせ(Sony Japan)
ソニー、09年度連結業績を発表。営業利益318億の黒字化 -液晶TV目標2,500万台。10年度は3期ぶり黒字へ
ソニーが2009年度 第4四半期 連結業績を発表。売上高こそ前年度比6.7%減の7兆2,140億円だったものの、営業利益は318億円の黒字で、税引前利益も269億円の黒字化、当期純利益も408億円と損失が減り、大幅に改善した模様。
CPD分野の売上高は3兆2,277億円(前年度比19.9%減)、営業損益は465億円の損失(686億円改善)。ネットワークプロダクツ&サービス(NPD)分野の売上高は1兆5,758億円(前年度比10.2%減)、営業損益は831億円の損失(44億円改善)。営業利益の黒字化には、金融分野、コンスーマープロダクツ&デバイス(CPD)分野における損益改善が寄与。
3月末時点でPS3ハードの逆ざやは改善。販売台数アップと含めて今年度の利益に貢献。PSPは前年度の約1,410万台に対し約990万台。
注目は電子書籍端末絡み。売上高が前年比で倍以上。使い勝手は専用機ならではの機能から今後も支持されていくとしつつ、iPad対抗の新タブレット端末投入も示唆したようです>ソニーもタブレット端末を開発か 「いずれ紹介できる」
MJ効果で注目の映画分野の売上高は前年度比1.7%減少の7,052億円も営業利益は前年度比43.1%増の428億円。MJ効果かと思いきや303億円は事業や会社の売却益とか。
また、大根田氏は来月の株主総会を経て定年退職予定とか。色々とお疲れ様でした。
iPad対抗タブレット、非常に楽しみでありますね~。PSPはMGSPWとMHP3である程度の盛り上がりは期待できそうな感じ。てかPSP2を急遽iPad対抗タブレットにしたてるなんてことは…無い?
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