発売後、急速に話題性を失った「PSP go」~カカクコム調査

人気を集める「DSi LL」と、急速に話題性を失った「PSP go」――カカクコムが報告

カカクコムによる「携帯型ゲーム機」についてのユーザー動向やトレンドを報告。DSi LLと PSP goの商品詳細ページにおけるのアクセス数推移から注目度を算出。DSi LL が11/24現在でも高い注目度を集めているのに対し、PSP goは急激にアクセス数を落とし「PSP-3000」のそれを下回るまで低下してしまっていることから、両者の間で大きく明暗が分かれたとしています。

理由は、ソフトの供給方法に“ダウンロード”を選択したこと。ユーザー側の意識がついてきておらず、環境がきちんと整うまでは様子見といったユーザーが多いこと。また、PSP goの販売価格が25,000円強と高めになってしまったことを挙げています。ただ、ハードウェアとしてのレベルは高く、実際に購入したユーザーの評価が比較的高いことから、価格がもっと安くなり、ソフトの配信環境が整えば、徐々に人気が出てくることも考えられるとしています。

現段階の仕様で25,000円なら、コンバーターケーブルアダプターとワンセグチューナー、クレードル込みぐらいの思い切ったパッケージ展開をしてほしかった気もしますね…。とにもかくにも、コアなゲームファンにアピールするならすべてのUMDタイトルをダウンロード販売するぐらいの勢いじゃないとダメでしょね、きっと。

時計やカレンダー以外のカジュアルなアプリがどんどん出てくればまた違う評価になるのかもしれませんが、年末年始の商戦でそれどころじゃなくなっている気も…。