PS3最新システムに非搭載のDLNA1.5のレンダラー機能って何

新型PS3の目指すものとAV機器としてのPS3 – 技術者特別インタビュー

新型PS3の開発関係者、商品企画部チーフの橋本氏とネットワークプラットフォーム開発部の高瀬氏に一条真人さんがインタビュー。AV Watchの「SCEに聞く、薄型PS3とソフトウエアVer.3.00の秘密」とかぶる内容も多いですが、個人的に注目したのがDLNA1.5のレンダラーについてのくだり。それって何だっけってことで調べてみたらこんなニュース記事を発見。

【CES続報】ソニーがDLNA1.5のデモ,PSPと液晶テレビで映像を「スロー&キャッチ」

ネットワーク上にあるDLNA対応機器内の動画をPSPや液晶テレビで選択・再生するだけでなく、異機種間でボタン操作で視聴中の動画を受け渡す機能「スロー&キャッチ」を実現するために使われているのがレンダラー(DMR:Digital Media Renderer)とコントローラ(DMC:Digital Media Controller)とのこと。

先のインタビューではPS3へのレンダラー機能は現時点では非搭載でメリット的に難しいと言わざるを得ない側面があるのが理由みたいなことがかかれています。

言われてみると確かに「スロー&キャッチ」のような機能を使いたいシチュエーションが今ひとつ思い浮かばないし、一部の機能はリモートプレイ機能とかぶっちゃうとこともありそう…。とはいえ、ロケフリ発展系ソリューションとしても面白そうなので今後も検討そのものは続けて欲しい感じはします。

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