新メッセージ「make.believe」の誕生背景

ソニーの新ブランドメッセージ「make.believe」はこうした生まれた

大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。ソニーの新しいブランドメッセージ「make.believe」の誕生背景をソニーの鹿野業務執行役員などへの取材などを通じて解説してくださってます。

・夢を持つことは誰でもできる。しかし、作らなければ、ただの夢で終わる。これを製品として世の中に、しっかりと届けていこう
・よりシンプルで、多くの意味を持つ単語を用いることで、makeとは一体どんなことなのか、believeとは何かといったことを、社員1人1人が考えられるようにしている
・次の段階では、make.believeが、動詞のように使われるようになるといいだろう。社内にmake.believeが浸透しこの言葉が早く使われなくなることを期待したい

いずれも鹿野氏の弁ですが、今回の新メッセージに託された思いがよくわかります。ちなみに、NPSGやCPDGへの再編が核となる大胆な組織改革による成果が来年以降に本格的に発揮されるから、ドイツIFAでのメッセージ発表というタイミングになったようです。

ソニーの場合は、夢が形になった(理想の製品やサービスが作れてた)としても、ビジネスとして継続しない(儲からないからやめちゃう)ことが多々あるんでね。かと思えば、それほど大きくもない市場にコンスタントに新製品を投入したり…。その辺のさじ加減がよくわからないっす。

ゲームビジネスにしても、新さんに「ソニーグループ全体を含めて、ゲーム事業の方向性がはっきりしていない」と言われる始末。PSP goがこけないよう、NPSG全体でがんばってくださいませね~。