“鬼のソニーウオッチャー”麻倉怜士氏、再び吠える。前半、今のソニーの問題はストリンガー氏に全ての責があるわけでなく、歴史的な因の集積でもあるとながらも、後半からはストリンガー氏からソニー愛が伝わって来ないであるとか、言ってることが当たり前だの、目指すところが間違っているだのと、個人攻撃がヒートアップ。ゆえに麻倉氏的には「もの作りのリーダーたる吉岡氏」に大いに期待をしているようで、ソニー復活は彼の部署が握っているとみているみたい。
消費者に最も評価されたブランドは任天堂,トヨタは急落,日経BPコンサルティングが調査
なんやかんやと叩かれるソニーだけど、ブランド価値はかろうじて維持できているようだ。日経BPコンサルティングが実施したブランド評価調査「ブランド・ジャパン2009」では、消費者部門で昨年の4位から3位に浮上。皮肉にも革新性の得点が上昇しており「ブランドのロイヤリティの高さが浮き彫りになった」と説明されている。ちなみに、消費者部門の1位は任天堂で、2位がGoogle。なお、ビジネス部門のソニーは逆に昨年3位から4位に後退。
実際のところは、任天堂やGoogleに対する最近の評価も様々。みんな色々大変なんだよね…>任天堂「Wii」、海外販売台数の減少が懸念され株価も不安感、グーグルにも押し寄せる不況の波 売上高が初の減少、前期比マイナス3%
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