モバイル接触時間は、ラジオ・新聞・雑誌より長い――IMJ モバイル調べ
「モバイルユーザー動向定点観測2009」の調査結果に関するニュース。モバイルユーザーが普段接しているメディアは「テレビ」(97%)、「モバイルネット」(91%)、「雑誌」(81%)、「PC ネット」(80%)の順。モバイルでのネット利用率の性年代別は、10代女性(97%)、20代男性(95%)、20代女性(91%)、10代男性(91%)。メディアの接触時間では、テレビが他のメディアに比べ非常に長く、PC、ゲーム、モバイルが続く結果。モバイルはテレビを除く4マスよりも接触時間の長いメディアであることがわかるとか。
膨大なコンテンツにアクセスできるWebブラウザ、音楽、ゲームに加え、ワンセグ(テレビ)やラジオなどの既存のメディア自体をどん欲に取り込んでいるのが日本のケータイ。子供達にしてみればパソコンよりも先にケータイ。メール以外のコミュニケーション手段にネットを使うだろうし、接触時間が長くなるのも当然ですよね。テレビが圧倒的に強さを発揮するWBCのようなライブコンテンツ(本日昼から日韓戦!)すら、ワンセグで消化できるんだもの。やっぱすごいですね、日本のモバイル(=ケータイ)は。
最近の自分は、iPhoneとtype Pへの接触時間が異様に多いですー。主にPCサイトへの接触になるのでしょうが、ぶっちゃけテレビより多いです。ラジオも自ずとネットラジオが多くなります。雑誌の購読はめっきり減りましたが、iPhoneでメジャーな雑誌の中吊りはチェックしてます。新聞もまあPCでもケータイでもある程度は読めます。小説やコミックスもデジタル化の流れは無視できない感じ。そういえば、マガジンとサンデーが50周年だそうですね。全盛期が嘘のような今の発行部数。これから紙媒体はどうなっちゃうんでしょね。
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