何の気無しにVAIO type Pのサポート情報を覗いてみたら先日発売されたワイヤレスWANモデルについてこんな注意書きが。
ワイヤレスWAN搭載モデルをお使いいただく場合のご注意(VCL)
ワイヤレスWANで通信する場合、VAIOにバンドルされるアプリが一部正しく動作しないそうで、Skype、VAIO Media Integrated Server、VAIO Media、ロケーションフリー、VAIO Media plus、VAIO Content Importerなどは、ワイヤレスWAN以外の通信手段でソフトを使うよう告知していました。また、 type P用のオリジナルアプリケーション「VAIO Location Search」と「x-Radar」、は、ワイヤレスWAN使用時にワイヤレスLANがOFFとなるため、PlaceEngineでの測位ができないそうです。GPSの測位は可能ですが、ハイブリッドは無理ということですね。 さらに、インスタントモードでもワイヤレスWANモジュールは使えないとのこと。
アプリが正しく動作しない件は、FOMA絡みでポートに制限がかかるからでしょうか…。バリバリのモバイル機だけに、ロケフリぐらいはなんとかならないもんでしょうかね…。以前、自分がb-mobileで遭遇した不具合に関してXinさんから、FOMAの接続ソフトでは通信効率がよくなるように設定を変更しているためプロクシやWebサーバの設定によって分割されたパケットが途中で破棄されてしまう場合がある、とのお知らせをいただいています。これを解決するのがMobileFree.jpのVPNで、実際に不具合は解決したのですが、利用には色々な意味で注意が必要らしく、おおっぴらにオススメして良いモノやらよくわかりません…。
ちなみに、自分は都内をバスで移動中に手持ちのb-mobile 3Gで先述のVPNを使わずにロケフリが動作するのを確認しています。確かに画質は厳しかったですが、みられなくはなかったです。そういえば、札幌で試したときは全然画が出なかったっけ。回線状況によるのかもしれませんが、均しく品質保証が出来ないという意味で正しく動作しないと言っているのかも…。