ソニーが< ブラビア>の機能として強力にプッシュしているのがデジタルカメラの写真の高画質表示。< ブラビア>X1には、USBケーブルでデジタルカメラを接続するだけで、自動的にカメラ内に記録されている写真をスライド表示する「画質モード・フォト」に切り替わる、なんて便利な機能があります。
人づてに意外に便利と話には聴いていたんですが試すのは今回が初めて。テレビは普通に地デジの民放を視聴中。その状態から、サイバーショットH1(Hシリーズ初代機です)をX1の左側面にあるUSB端子にケーブル接続。
すると、地デジ画面がブラックアウトして「USBを認識しました。スライドショーを起動中です。」との表示が。ほどなくして、サイバーショット内のメモリースティックに記録された写真が次々とスライドショー表示されました。
これはラクチン。でもって迫力あります。画面に引き込まれます。やっぱフルハイビジョンは違う。
(写真左は1/8に電撃発表されソニービルで先行展示されたVAIO type P、中央はソニービル1Fで展示されていたクリオネ、右はtype Pのカタログをジーパンのポケットに入れてみた自分のだらしない尻)
ちなみに、これらの写真、実は解像度がフルハイビジョンよりも小さい1M(1280×960)だったんですが、拡大表示でもかなりキレイでした。
ハイビジョンの大画面は、パソコン画面や普通のプリントアウトした写真では視認しにくい(できない)部分が大きく表示されますんで、新たな発見もあるんじゃないでしょうか…。
あと、マルチリモコンの操作も実に直感的。スライドショー中にも左右キーで送りと戻しが可能だし、決定ボタンで再生と一時停止が交互に切り替わります。右の画像はUSB接続中のサイバーショット。
ホームに戻れば、オプションで色々と設定の変更も可能。画像の表示範囲を変更したり、スライドショーの効果やBGMを設定したり、サムネイルを一覧表示させたり、いろんな事が出来ます。サムネイル表示はとにかく圧巻。マルチリモコンの上下操作にも対応。見やすい!
ちなみに、X1が常時ネットワーク接続されているなら、スライドショーのBGMにNAS上の音楽ファイルを選択することも出来ます。これまた便利。
とにもかくにも、カメラを接続すると即スライドショー、というわかりやすさが素晴らしい。これなら、お子さんでもお年寄りでも簡単に使いこなせますよ、きっと。
(参考までに、手持ちのリコーR10のUSB接続も全く問題なかったです。USB接続でカメラの電源も自動で入りました。ちなみに、サイバーH1はマニュアルで電源入れる必要ありでした。)