普通のCDと新開発「Blu-spec CD」を聴き比べてみる-SMEが試聴会。Blu-ray技術を活かした高音質CD
SMEが開発した高音質ソフト「Blu-spec CD」を聴いてみた
Blu-ray Disc向け製造技術や素材を利用した、SME開発の高音質音楽CD「Blu-spec CD」の試聴会レポ。先行するHQCD/SHM-CDに対するアドバンテージは、カッティングの段階からの改良(転写する元のスタンパのピットを高精度化し、それを転写する素材も改良)とか。ピットの形状を綺麗に成型するとレーザー反射の精度が上がって収録された音をより鮮明に再生できるってことみたいです。試聴会はそれなりの機材を使って行われているのでその差も歴然なんでしょうね。
最近はBluetooth機器を使うことが多く、耳が圧縮音源に慣れきっているだけに、我が家の貧弱なオーディオ機器でも音質の違いがはっきりと感じられるかもしれないなあ。てことでJeff Beckの「Blow by Blow」あたりを試しに買ってみようと思いまーすって、Amazonで普通に輸入盤(2001年リマスター盤)買うなら900円もしないぞー。果たしてどれだけの人が値段三倍の価値を感じられるのでせうか…。
記録メディア絡みですが、最近以下のようなニュースが目にとまりました。CDやDVDの下降、Blu-rayやメモリー(カード)の急進、デジタル化された音源の使われ方、等々、興味深い内容が多いので、いろんな人に読んで欲しいっす。
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