ビジネスモデルを模索し続けるオンライン音楽市場 – ETRE 08
音楽は今後、インターネットとどのように付き合っていくのか? スウェーデンで開催されたイベント「ETRE 08」のパネルディスカッションの模様がレポートされています。デジタル音楽の開拓で、欧州各地を訪れ地元企業と提携を進めているというSME(Sony Music Entertainment)のEMEA地区デジタルビジネス開発担当副社長もパネリストとして参加。デジタルが今後数年で収益の半分を占めるようになるが、物理製品(CD)が欲しいユーザーは必ず残るし、レコードレーベルも必要というのが氏の言い分。同社のオンラインの具体的なビジネスモデルとして、MP3フォーマットでの提供、製品とのバンドル(ソニエリやノキアの携帯電話など)、広告付きの音楽サービス(MySpaceなど)、の3つのトレンドを挙げています。色々と書かれていますが、パネリスト全員が、「音楽業界がインターネット時代に適応を始めていることで合意し、将来は非常に明るいと展望した」そうです。
国内のSMEでは考えられない話ですが、国が違うだけでMP3バリバリ推奨なんですねー。海の向こうでこんな風にアップルが叩かれているという事実と合わせて興味深いです>拝啓、S・ジョブズ様–DRMフリーで音楽に自由を
子どものころから当たり前のようにインターネットに慣れ親しんできた「デジタルネイティブ」世代の動向によっても音楽市場は大きく変動しそうですが、英語でコミュニケーションできないとダメだよねってなお話も…>デジタルネイティブは日本でも生まれるのか?
一方、国内では廃盤や在庫切れとなったCDを1枚単位で受注生産するサービスをコロムビアがスタートするようです。CDショップで希望する楽曲を注文、1枚のCDとして購入できるオンデマンドCD販売サービスとか>コロムビア、廃盤などを受注生産する「オンデマンドCD」-開始時は1枚2,500円。未CD化音源も販売予定
廃盤になったアルバムをオンラインで配信するほうが手っ取り早そうに見えるのですが、なんだかんだ言っても物理メディアとして所有したいという人が多いんでしょうね。オリジナル解説書を尊重した新デザインジャケット付きもうれしいかも…。にしても懐かしいなReimy。松任谷夫妻の肝いりでデビューしたんですよね。確かにファーストアルバムは良かったなあ。
(ちなみに、右のJeff BeckのNew Live CDはエントリー記事の内容とは全く関係ありません。EPICつながりにしようと思ったんですが、これはそうじゃないんですねー。驚きました…>Performing This Week: Live at Ronnie Scott’s Jazz Club【追記】日本版はちゃんとSMEでした>ライブ・ベック3~ライブ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ)
縛り付けるつもりはないならマスストレージ対応してくれ。
売り上げが心配ならWeb版iTunesミュージックストアやればいいんだし。
ノンセキュアMP3/AACのiTunesミュージックストア限定楽曲増やせばipod以外の音楽プレイヤーユーザーも釣れるし。
但しマスストレージでの転送はアップルノンサポートで指定したフォルダへの手動転送というのでも構わんから。
縛り付けるつもりはないは嘘だろう。
Windows版iTunesのCDを付属しないからね。
いくらなんでもインターネット普及しているからって付属しないのはね。