PS3とPSPの新ファームウエア詳細をSCEに聞く 今後の方向性は「ネット連携」?
先だって実施されたPS3とPSPのファームアップデートに関して、SCE関係者に西田宗千佳さんがインタビューを敢行。今回の両機種同時アップデートは「完全に意図したもの」で、最大の理由はPS StoreへのPSPからのダイレクトアクセスにあるとか。PSPでのPS Storeの役割と機器認証の仕組み、DRM運用のルール、PS3専用ブラウザのFlash9対応の背景など、興味深い内容がてんこ盛りっす。
PSPのFlash対応は、「リソースが圧倒的に足りない状況」からして難しいとか。西田さんも「発売から4年近くが経過したPSPの場合、ハードウエアスペック的にも余裕がなくなりつつあるのは事実なのだろう」とフォロー。純粋なPSP専用ゲームのPSP on TVについても、実現には「ハードウエア的になんらかのサポートが必要になると考えており、(ファームウエアだけでの実現は)難しいと思います」との回答。そうした「PSPのリソースが足りない部分を、PS3側の計算リソースを使いながらPSPでうまく処理をする、といったように、うまく補完しあうことで連携が可能」と考えているようです。
てことで色々な意味で限界に近づいてきたPSP。そろそろ新ハードいきません?(<またそこか)
ところで、PSP-3000の在庫が安定してきたようです。売りの「美・画面」があんまり評判よろしくないのも影響してるのでしょうか…>PSP本体(Amazon)
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