α900でやっと1人前になれた~ソニーデジタルイメージング事業本部 勝本徹氏に訊く
ソニーでαビジネスの陣頭指揮を執るデジタルイメージング事業本部の勝本氏に独で開催されたフォトキナで本田雅一さんが直撃。α900発売でフルラインナップが整いやっと1人前になれたとのことで、「これから思う存分に“ソニーらしさ”を出していく」ようです。
- デザインに関して、ぶっ飛んだものをやろうとしているわけではなく、もっとクールなイメージのものを考えています。ボディの表面処理などにも、これまでとは違った工夫を盛り込みます。パッと見の部分から“ソニーらしい”と言われるよう、デザインの担当者には“徹底的に行なってください”と伝えました
- 機能の面では、他社は取り組んでいないことを積極的に盛り込んでいきます。デバイスでも機能でも、あるいは性能でもいいので、突き抜けた魅力が欲しい。1周目で重視してきた伝統は基礎として踏襲しつつ、しかし、各種の機能を実現する手段にユニークさを求めてもいいとは思っています
とのことで、「カメラの本質、一眼レフの真ん中は外さないようにするけれど、新しいことに挑戦するというのが2周目のテーマ」となるようです。「コンパクトと一眼レフの間を埋めるシステム」の開拓含め、ソニーらしさあふれる新しいカメラの登場に大いに期待したいです。
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