リチウムイオン電池の生産増強を目的とした投資を決定~2010年末には、月産7400万セル体制へ~(Sony Japan)
ソニーが、集中領域のひとつである電池事業への投資の第一弾として、リチウムイオン電池の生産能力増強を目的とした約400億円の投資を行うと発表。国内製造拠点であるソニー エナジー・デバイス 本宮事業所と栃木事業所の新棟建設と生産設備増設に加え、ソニーエレクトロニクスシンガポールが今月末からリチウムイオンポリマー電池の生産を開始するとか。日本、シンガポール、中国の各製造拠点の生産増強により、2010年末におけるソニーのリチウムイオン電池の生産能力は、現在の月産約4,100万セルから月産7,400万セルへ強化されるそうです。
去年の今頃、「ソニーがもしもリチウムイオン電池を販売できなくなったら…」なんてエントリーを書いてましたが、業界団体の自主規制がうまく機能したのか、最近はリチウムイオン電池に関するネガティブな話題はほとんど目にすることが無くなりました。攻めに転じるのは結構ですが、同じ過ちを二度と繰り返さぬようにお願いしまーす。
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