米ソニーのスタン・グラスゴー社長兼COOが08年1-2月の米国での電子機器販売が好調だったことを明らかにしたそうです。売上高も内部予想と一致したとか。また、米国で問題となっている問題に関しては、大きな影響を受けるとは思わないし問題に関わる人々がソニーの主な顧客かどうか分からない、とコメントしたようです。
200ドルBlu-rayプレーヤーは2009年以降–ソニーが明らかに
スタン・グラスゴー社長は、Blu-rayディスクプレイヤーについても言及。200ドルのプレーヤーは年内には実現しないが、2009年は可能性があるとコメントしたそうです。また、2008年末までにBlu-rayプレーヤーを500万台販売すると見込んでいること、2009年に米国がデジタルTVに移行するにあたり、ソニーはデジタルコンバータを製造する計画はないことも述べたとか。
勝ち組ブルーレイ、新たな戦いに突入 (BusinessWeek)
こちらのコラムでは、ネット経由でファームアップグレードが可能なPS3を投入したソニーが同陣営の最初の勝者との記述がありました。インターネット接続機能のないプレーヤーを販売するパイオニア、シャープ、パナソニックなどは、これから激しい戦いが始まるとか。
ソニーのブルーレイ、13年目で勝利東芝、情報戦に敗れHDDVD撤退
1995年、当時ソニー会長を努めた大賀氏が青色レーザーを壁に向かって放射。「ソニーはもう開発しているんです」と誇らしげに語ってから13年なんだそうです。「ソニーの技術というより、優位性を見せつけようとする姿勢が嫌いだ」とは当時の東芝陣営の弁。
それはそうと、最近のWOWOW、映画のラインナップが結構すごいんですよね。今週末にはSPEの「007カジノロワイヤル」もオンエアされます。先だってはアカデミー特集で、「バベル」や「リトル・ミス・サンシャイン」といった過去のノミネート作品も続々オンエアされました。後者はまだ次世代DVD化(決着は付いたけどあえてそう言います)すらされていないんですよね。そうなってくるとBDレコーダーが欲しくなる。
とはいえ、BDソフトのレンタルが始まれば事情は変わってくるのでしょうし、一方でネット経由の動画配信も加速しそうな今日この頃。ダビング10で消費者、権利者双方が本当に幸せになれるのかいまだによくわかりませんし…。色々な意味で次世代DVD関連機器の買い時がまだまだ難しいかなあと感じております。
それと、最近、Amazonで新作以外のBDビデオソフトが高値なのが気になります。それでも十分定価よりは安いんですけど。Blu-ray一本化で、ソフト業界が強気になってきているのか、それともAmazon自体が強気なのか…>Blu-rayフォーラム(Amazon)
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