お気に入りのアナログ盤を手軽にデジタル化 − ソニーのUSB搭載アナログプレーヤーを使ってみた
Phile-web、ケースイこと、鈴木圭水さんの次世代AV NAVI【第33回】で、ソニーのUSB端子搭載のステレオレコードプレーヤー「PS-LX300USB」が取り上げられました。ややチープな造りで、オーディオマニアにはオススメできないものの、レコードの資産を手軽デジタル化するにはうってつけとか。「社内からは反対もあったように推測できるが、よくぞ製品化してくれたと拍手を贈りたい」とのコメントもあります。なお、付属ソフト「Sound Forge Audio Studio LE」はCDDBに対応していないため曲名を手打ち入力しないといけないようです。
4/15発売予定ということで、購入を検討している人には貴重なレビューですね。自分も先日実家に立ち寄った際、レコードを持ち帰ってきていますが、それもこれも「PS-LX300USB」の発表に触発されてのこと。実際に買うかどうかは思案中ですが…。また、最近USB出力可能なレコードプレイヤーのレビューをポツポツ見かけましたのでリンクしておきます。
・LPレコードの音をUSB出力できるDDプレーヤー(元麻布春男の週刊PCホットライン)
・アナログレコードの音を 気軽にCDへ録音できるプレーヤー
さておき、実家で見つけたソニーのノベルティラジオ絡みで、少し前に寿方さんからこんなお便りをいただいていました。(感謝です&ご紹介が遅くなりました)
実家に帰られたのですね。懐かしいもの、欲しかったもの、はじめて見るもの、いろいろあって楽しそうです。
ラジオそして父親という話題ですが、私にも最近ちょっとした出来事がありました。この正月に帰省したとき、父から「ラジオ買いたいんやけど、調べてくれへんか?」と、相談を持ちかけられました。よく話を聞いてみると、よく聴いている番組で「このラジオが(年配の方には)使いやすくて良いですよ。」と、紹介されたというのです。番組で紹介された特徴やらサイズやらで調べていくと、ソニーの「TV(1-12ch)/FM/AM クロックラジオ ICF-CA5V」だということがわかりました。このラジオ、ソニスタではこの時期ちょうど入荷待ちになっていました。その場で予約を入れ、父にプレゼントしてしまいました。けっこう喜んでくれたので、私も嬉しかったです。
この件がらみで、現在販売中のラジオについて調べてみたのですが、「ソニーのラインナップの充実ぶりは異常」に見えます。というか、他の大手メーカーはラジオから撤退してしまったんですね。松下が通勤向けのポッケットラジオでかろうじて踏ん張っている程度でしょうか。時の流れを感じてしまいました。
お父様にラジオのプレゼントですか。なんと親孝行な息子(ですよね?)さんでしょうか…。爪の垢を煎じて飲ませて欲しいです。さておき、ソニーのラジオラインナップ、確かにすごいですよね。トランジスタラジオがソニーという会社を大きく飛躍させたこともあるし、放送機器を作っても受信機がなければ商売にならないということもあるのかもしれませんね。
そういえば、先週のタモリ倶楽部はビンテージもののラジカセネタでしたね。ソニーのデンスケタイプも紹介されていましたっけ。ラジカセと言えば、はるまきさんからこんなお便りいただいてました。(感謝です&これまたご紹介が遅くなりましてすいません)
以前、ダブルCDラジカセ“CFD-W77”がアイワブランドの“CSD-W330”の(マイクつき)マイナーチェンジ版だという話がありましたが、価格.comへの書き込みによると、昨秋にアイワブランド製品はすべて生産が終了したとのことです。また、海外でも順次販売を終了しているとか(ウィキペディアより)。国内アイワサイトもテキストベースのさみしいページになっています。
タモリ倶楽部では、ラジカセというコンセプトを最初に具現化したのはアイワだったみたいなことが紹介されてましたが、今では見る影もないというか…。そうですか、アイワブランドがついに終焉ですか…。かなり前からすっかり音沙汰が無くなっていたし、いずれはそうなるとは思っていたものの、無くなるとわかると寂しくなるものですね…。となると、旧アイワのオーディオ部隊は組織的にソニーに組み込まれると考えて良いのでしょうね。というか、ラインナップからして、すでにそうなっていると考えてもよさそうですね…。
【追記】その後、ワタボーさんからレコードプレイヤーの件でお便りいただきました。(感謝です)
個人的にも気になっていたソニーのUSB搭載レコードプレーヤーの記事を取り上げていただきありがとうございます。私は以前レコードショップで働いていた事もあり、家にはソウル&ディスコ系のアナログ盤(特に12インチシングル)をかなり所有しております。使用しているプレイヤーはDJ御用達のTECHNICSのSL-1200MK2で、これにフォノイコライザーとEDIROLのUSBオーディオキャプチャーUA-3FXを接続してアナログ音源をPCに取り込んでおりました。
しかし、少し前にお酒をUA-3FXにこぼしてしまいあえなく昇天、基盤交換に15000円と新品購入と変わらない見積もりが出たので、この際新しいオーディオキャプチャーの購入を検討していた所、今回ソニーからUSBレコードプレーヤー発売のニュースを知り、どうしようか思案中なのです。同プレーヤーのレビューも読ませていただきましたが、気になるのはプレーヤーと付属ソフトの使い勝手です。こればっかりは実際に使用してみない事には分からない部分もあるのですが、PCと直接接続できるお手軽さに引かれますね。交換針が付属しているようですが、普通に市販されるのでしょうか?
一方でSL-1200MK2はマニュアル操作やピッチコントロールが付いていたり、慣れもあってプレーヤーとしての使い勝手はSL-1200MK2になると思います。DJ向け機器で知られるNUMARXのTTX with USBはUSB接続できるんですね。知らなかった。プレーヤーとしてはSL-1200MK2と同じタイプなので、この機能は魅力的です。現況ではUSBオーディオキャプチャーかUSB接続可能なレコードプレーヤーが必要になっているので、PS-LX300USBの発売をみて、更に検討してみたいと思います。
DJならアルコールをレコードプレイヤーにぶちまけてしまう状況も多々ありそうですね…ご愁傷様でございます。ソニーは交換針出すんですかね。それとも、保守部品扱いになるのでしょうか。市販の他社製品でも問題ないとも思いますが、一応は出して欲しいですよね。自分も手持ちのレコードをデジタル化したいのでPS-LX300USBが欲しいところなのですが、しょっちゅう使うものでもないし、置き場所にも困るので悩んでおります…。なので、もしもワタボーさんがご購入されたら、是非是非感想を聞かせてくださいね。
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