中大型有機ELパネル生産技術確立のための約220億円の設備投資を計画(Sony Japan)
ソニーは、有機ELパネル事業をさらに発展させるため、約220億円の設備投資を行うと発表しました。ソニーモバイルディスプレイ東浦事業所における、TFT工程からEL成膜工程の有機ELパネル生産設備を増強。2009年度に生産技術確立を目指す予定で、将来の中大型化・高精細化に向けた技術開発を加速するとしています。ガラス基板のサイズは600mm×720mmで、対象製品はソニー向けホーム・パーソナル・プロフェッショナル用ディスプレイ とのこと。
2010年のFIFAワールドカップあたりで、メインユースに耐えうる大型の有機ELテレビが出てくるのかもしれませんね。サッカー映像は有機ELの優位性をアピールするのにも格好の素材になりそう。2012年のロンドンオリンピックの頃には40~50インチは当たり前、みたいになるのでしょうかね…。とそれはともかく、モバイル機器向けの小さい有機ELパネルもお忘れ無きようお願いいたします。
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