11/22に到着した有機ELテレビ「XEL-1」ですが、何やらとっても立派な箱に収められていましたよ。マットブラックベースの箱にシルバーカラーの文字。シンプルながら力強さを感じます。ちなみに、このパッケージは初期出荷分だけらしいです。力が入ってますねー。これもソニー流のおもてなしなんでしょう。(ただねえ、この手の箱は狭い我が家では邪魔で置き場所にいつも困ってしまうのです。折りたたんでしまっておける作りにしてくれないもんでしょうか)
側面下部のプラ製のロックを外し、ケーキ箱のように上蓋を外すといよいよ本体とご対面。有機ELパネル部には丁寧にスエード調のカバーが。にしても、何から何まで真っ黒くろすけです。でもって、本体を取り上げると、その下にある箱に取説や付属品一式が入ってます。
付属品はいたってシンプル。ACアダプター(16V)、アンテナ用同軸ケーブル(2.5m)、本体スタンド用背面カバー、アンテナ端子キャップ、クリーニングクロス、それと画像には映ってないですがリモコンやB-CASカードが同梱されてます。ACアダプターは一般的なバイオノートやロケフリ(X1)のそれと同等でサイズもかなり大きめ。これ、微妙な大きさなんですよね。でも、まあ仕方がないです。テレビ自体が宅内の好きな場所に持ち運べるサイズなので、もう少しコンパクトにして欲しかったところ。
ブラック&シルバーな本体。スタンド部のスピーカーに当たる部分に貼ってある保護シートをはがし、スタンド部背面のスロットにB-CASカードを差し込みます。これに、アンテナケーブルとACアダプターを接続すれば普通にテレビとして使えることになります。
開梱時はまだ設置場所を決めていませんでしたので、ひとまず内蔵の地デジアンテナで試してみることにしました。本体スタンド部の背面にあるアンテナを伸ばし、同じく背面にあるアンテナ切りかえスイッチを「内部」にしてから電源オン。自動的に「かんたん設定」モードに突入。スキャンはせずにキメうちで地域設定を行うも、内蔵アンテナでは電波の入りが悪く全く映らず。
ということで、後ほど自分の部屋に持っていき、ちゃんと壁からアンテナケーブルを接続。アンテナ切りかえスイッチを「外部」にして電源オンで無事、地デジを受信することができました。その後、有線LANケーブルを接続してWebブラウザを試してみたり、HDMI端子にPS3を接続してみたりしましたが、いずれも問題なく動作、あるいは画面が表示されました。まあ、当然といえば当然ですね。(テレビ以外の機能や外部機器との接続については後日また改めてレポートします)
そうそう、XEL-1のリモコンはシンプルかつコンパクトなんですが、ツヤのある黒いプラスチックベースなので、指紋などが大変気になります。ということで、100円ショップに売ってるリモコンカバー(Sタイプ)を買ってきてパックしました。ドライヤーの熱ではあまりうまくいかなかったのですが、あとでハロゲンヒーターを使って仕上げたらそこそこうまくいきましたよ。また、これ以外にもXEL-1用にグッドなアイテムを100円ショップでゲットしてきましたがその紹介はまた後日。
そんなこんなで、23~24日の2日間かけて、ひとまずは自室で「XEL-1」を普通にテレビとして使えるようになりました。自分の部屋ではBSアンテナが使えないので、今のところは地デジメインで使ってますが、それでも有機ELパネルの実力を十二分に堪能できております。ちなみにですね、自分の部屋でXEL-1とにらめっこした後に、リビングの液晶を見るじゃないですか。そうすると、液晶がものすごーく暗く、眠たく感じるんです。ブラウン管を彷彿とさせる有機ELの輝度やコントラストに目が慣れてしまったからなんでしょうね。やっぱすごいです、有機ELって。