昨日の「Rolly」絡みのエントリーをご覧になったVirgoさんからこんなお便りを頂戴しました。(感謝です!)
今回、Rollyが球体との記事を拝見して、思い出した事があります。5年ほど前、まだAIBOが存続してた頃、〈Q.taro〉なる、球形のパーソナルパートナーロボのようなものが、発表されてたかと思います。
http://www.itmedia.co.jp/news/0203/27/qtaro.html
↑これです。運良くソニービルの体験会にいって触った事があるのですが、パーソナルオーディオカンパニー製とのことでしたから、これの発展系なのかなぁ~と。しかし、当時、10万以下じゃ出せないとの事でお蔵だったはずですが、やっと発売出来るほど練り込めたという事なんでしょうか。
おー、なんと素晴らしい発見でしょう。さすが、Virgoさん。その「Q.taro」ですが、手元にあった「ソニークロニクル」のAIBOのページにもしっかり掲載されてました。ハロを思わせる球体型のヒーリングクリーチャーで、36個のセンサーを内蔵し、障害物を回避したり、ほかのQ.taroと連動できるとの記載があります。ちなみに、直径は17cmで重量は1kg程度とか。
Virgoさんがおっしゃるとおり、Q.taroがパーソナルオーディオカンパニーの手によって開発されたという点からも、RollyがQ.taroの血脈を受け継ぐ商品であることは間違いなさそうな気がしますね。開発がストップしたAIBO部隊のリベンジ作品という側面もあるのかも…。
お知らせいただいたITmediaの記事に、音楽を使ったQ.taroの遊び方としてこんな記述がありますね。
Q.taroには,充電器になるいわゆるクレードルのようなものがあり,このクレードルにCDプレーヤーなどをつなぐことができる。音楽を再生すると,音楽にあわせて動くというわけだ。「部屋にQ.taroを置いておけば,勝手に転がって光りながら,持ち主を癒してくれる」
Rollyの場合は噂では自身にフラッシュメモリーオーディオ機能とスピーカーを搭載しているようなので、自ら音を発しながら動く点が違いになりそうです。二つに割れるとの噂もあり、どんな動きをするのかは全く想像つきませんが…。
そういえば、昨日の読売新聞にもRollyの記事が出ましたね。これ、文章量こそ少ないですが、Rollyの実態を把握する上で重要なキーワードがちりばめられています>ソニー、動いて光る音楽プレーヤー 来月発売
- 名刺より一回り大きい小型プレーヤーに内蔵したスピーカーからクリアな音楽を直接聞ける
- 音楽に合わせ、プレーヤー本体が回転したり、発光したりするのが特徴
読売が独自にソニーに取材したのかわかりませんが、これが真実ならば、本体は少なくともQ.taroよりは小型で、自らが音に合わせて何らかのアクションを起こすスピーカー内蔵のオーディオ商品ということだけは確かみたいです。昨日ソニスタのブログで紹介されているヘルメットの映像なんかまさにそのまんまですよね。
本体の具体的な操作、楽曲の転送方法、複数のRollyが連携する仕組みなど、まだまだわからないことだらけなRollyですが、もしかしたら最大の焦点は値段かもしれません。Q.taroが10万以下じゃ出せないってことでしたからね…。値段いかんによっては消費者からどん引きされる可能性もあるんじゃないでしょうか。いずれにしても、詳細は9/10のイベントを待つしかなさそうです。
(って、9/10までまだ2週間以上もあるよ~。イライラ…。あ、イライラついでにRollyブログのパーツ外しました。なんか表示がうるさかったので…。辛抱足りなくてごめんなさい。[追記]その後、あまりうるさそうじゃないプロモサイトのパーツに変更してます。移り気でごめんなさい。[再追記]プロモサイトのパーツもコードは間違ってるし、エンドレスでうるさかったのでやっぱやめました。)
【追記1】Q,taroについては、クリクラ時代にもほんの少しですが取り上げておりました>過去log(3/24-3/30)
【追記2】Rollyの噂に関してアラゴロクさんからこんなお便りをいただきました。(感謝です)
RollyはAIBO部隊が関わっている?
http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/wm/1187591321/229-230
本当か分かりませんが、なかなか興味深い投稿です。
最近のソニーの、商売になるか分からなくても変わった商品をリリースする姿勢はいいですねー。
元ソニー社員なる人が登場。感動するすごい商品と言いつつ、金を出して買う商品かどうかは疑問、みたいな発言をしています。やはり、最大の問題は値段になるのでしょうか…。
【関連ニュース】
・「ROBODEX2002」プレスプレビューレポート Part2