日経ビジネス オンライン、プリンストン日本語学校高等部主任の冷泉彰彦さんの「日米関係は大丈夫か?」というコラムの中でRollyに関する記述を発見。
ソニーは、この8月20日にiPodキラーを目指すとして、新しいコンセプトの音楽プレーヤー「Rolly」を発売すると予告、メッセージ性あふれるティザー広告を開始した。だが、ソニーによればあくまで国内向けの商品で、当面は海外展開の計画はないそうだ。北米を始めとする海外では、iPodの寡占状態に対していきなり対抗するのは難しいかもしれないが、国内というニッチにとらわれすぎて、世界市場を見失わないようにしてもらいたいものだ。
コラムタイトルからしてRollyの話が出てくるとは全く予期できなかっただけにちょっぴり驚きましたが、さらに驚いたのがRollyがあくまで日本向けの商品だということ。プロモサイトの動画には数多くの外人さん達が登場するので、てっきり世界展開するものと思っておりました。ってことは、あの動画はどうやって作成、もしくは見つけてきたんでしょうね…。
それはさておき、Rolly絡みの記述にだけフォーカスしましたが、コラムで冷泉さんが意見している内容は、世界を相手に商売しているソニーにとっても非常に重要なことですよね。Made in Japanのソニープロダクツはすでに幻想になってしまいましたけど、ソニースピリッツだけはMade in Japanであって欲しい。このコラムを読んで自分はそんな気持ちになりました。
Rollyといえば、ソニスタのプロモブログで、紹介ページに使われている、「?」マークが入った絵の丸の部分がRollyをモチーフにしてデザインしたものと説明していました。外周のブルーの部分が光りながら回るんですかね…。また、サイトデザインのちょっとしたところにもRollyをモチーフにしているところがあるとかで、プロモーションサイト掲載されている動画やサイトのカタチそのものの変化にも注意してみて欲しいとのこと。言われてみると動画のサムネイルが心なしか中央に集まって楕円形になっているような気もします。
読売にあんなカタチで報道された結果、一部の噂の信憑性も高まり、消費者サイドではRollyについてはすでにある程度の共通認識が生まれつつあるのも事実。そんな中、これから2週間以上も情報を小出しにしていかざるを得ないのはしんどそう…。実物が私たちの想像をはるかに超えるようなものであって欲しいですが、もしもそうじゃなかったら…(うー、ブルブル)。