BRAVIAケータイの画質と録画機能を検証~ワンセグ主体の使い方なら魅力的

“BRAVIAケータイ”の絵づくりと録画機能

BRAVIAケータイこと、ソニエリ製ドコモ「SO903iTV」の画質、いわゆる絵づくりと録画機能についての検証・レビュー記事。チューニングは動画表示を前提とした専用のもので、色域はNTSCの90%以上をカバー。BRAVIAの特徴になっている赤と緑の色域が特に広がっているそうです。パネルの表面には外光の映り込みを抑える効果がある多層膜コーティング(ARコート)を用いており、屋外で使うことも多いワンセグには重要な要素とか。

また、録画機能についてはHDDレコーダーライクなタイムシフト機能や早見再生機能が一般的なテレビとレコーダーの組み合わせよりシームレスに扱える点がありがたいとしていました。録画番組の扱いに少々首をかしげるところもあるものの、テレビ視聴が主体の使い方ならかなり魅力的な端末とか。

これで、リアルスゴ録と連動してくれればまさに「BRAVIA/スゴ録ケータイ」になれるのに…。あと、音楽再生の連続駆動時間がたった4時間なんですね。ATRAC3/3Plusが再生できないことを含め、動画関連の機能と比べて音楽関連の機能が弱いとのことですが、BRAVIAの冠が付いたとて、大元はソニーのケータイなんだから、ウォークマンケータイまではいかなくても、もう少しバランスのとれたAV機能を提供できないものなんでしょうか…。

【追記】本家が320万画素のデジカメ機能搭載のサイバーショットケータイ新製品を発表したそうです。ブログやオンラインギャラリーにアップロードして写真の共有も簡単に行えるとか>ソニエリ、サイバーショット携帯「K770」発表


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