NHKの「サラリーマンNEO」の6/19オンエア分を我が家のスゴ録君が(おまかせまる録で)録画していたので、昨日何気に見ていたところ、ソニー関係者が登場してきてびっくりしてしまいました。かつてNHK教育テレビで放送されていた「はたらくおじさん」を模したコーナーなんですけど、「ヘッドホンをつくるおじさん」として、なんと、ソニーでヘッドホンの設計を担当している松尾伴大氏が登場したのです。
松尾氏といえば、太田氏とともに名機「MDR-EX90SL」を世に送り出した立役者で、同機が生み出される背景にたくさんの耳型が使われたのはソニーファンの皆さんならすでにご承知の通りだと思います。
EX90開発者インタビュー(Sony Headphones)
30歳でおじさんよばわりされてしまった松尾氏ですが、ヘッドホンの設計をする上で欠かせないものとしてその耳型を紹介。その耳型を集めるために奔走する同氏(おじさん)の行動に密着してみようというのが番組のテーマのようでした。昼食時の食堂で、そこにいる人たちに「あなたの耳を見せてください」とせまる松尾さんの姿が…。
フツーの人がやったらかなーり危ない行動ではありますが、ソニー本社の社員食堂でソニーで働く人たちに協力をあおいでいるからできることなんでしょうね。1時間かけてついにいままでの最小記録となる5.5cmの小耳を発見。その持ち主はソニー知的財産センター所属の明保能麻智さんのお耳でした。
そして、松尾さんが明保能さんを捕獲して、早速耳型作りに突入。その行程を実際に見ることができました。お仕事とはいえ、明保能さんも大変でしたね~。また、創業者であられる井深氏の耳型も披露され、「テクノロジーの発展の裏側には人にこだわり続ける開発者たちのひたむきな姿があった」と紹介していました。
また、最後に松尾さんは「耳について探求していくことでそれがいいヘッドホン、新しいヘッドホンを生み出すことにつながると思う。僕もこれまでにない新しいヘッドホンを作ってみたいと思っている」と語っておられました。今後のご活躍に期待しております。
ちなみに、今回オンエアされた内容は、NHKの公式サイトでその一部始終を静止画とテキストで確認できます。オンエアを見逃したという方は是非!
#なんかこの番組見てたら自分も耳型とって欲しくなっちゃいました。(これもある意味あぶない欲求?)
#声をかけてくれたら耳掃除して駆けつけますよ!>松尾さん
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