開発コード名は“愛”──ソニエリ「W880」が生まれた理由(後編)
4/20の前編から待つこと約10日、ウォークマンケータイ「W880」の開発者インタビュー後編が公開されました。興味深い内容が目白押しですが、個人的に注目したいのは瀬尾氏のこのコメント。
社内では“東京はいいものを作るけれど、モノを出すのは下手だ”と言われてきました。そんな我々がこんないいものを作っただけでなく、RTLまで本当にコミット通りきっちり、しかも期待通りの数(の出荷)をこなせた。その点は、このプロジェクトの大きな成果だと思っています
W880ほどの大規模な出荷数の立ち上げは、スゥエーデンでも1年間に1機種あるかないかというくらいまれだそうですが、それを東京が見事に完遂したことで、社内でも非常に高く評価されたのだとか。あとこのインタビューで印象的なのは「キャリア」という単語が二つしか出てこないことですね~。
そのW880ですが、So-net blog「It’s a …」主宰のakoustamさんがご購入なさったようで、連日レビューが掲載されています。ソニーファンならずとも必見ですよ!
ちなみに、日本では「W52S」がJATE通過とかで、その存在が明らかになってます>auの夏モデル、ソニエリ「W52S」などがJATE通過
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