ケータイのような派手なカラバリを用意! Vista入門機にもピッタリの「VAIO type C」
バイオ2007年春モデルの中で最もカジュアルなノートPCが「VAIO type C」。「カラーを楽しむ」がコンセプトで6色のカラバリ展開がやけに強調されて見えますが、パームレストのディンプル加工やコストパフォーマンスの高さにも注目って事のようです。ただ、ボディーカラーとスペックを自由に組み合わせられないため、Vistaを快適に使いたい人は構成に注意しましょうとのこと。
以下、余談です。昨日、アフェリエイトでお馴染みのリンクシェアさんで同社と提携している主要な企業のPC周辺機器の展示会が催されたのですが、ソニスタが出展するとのことでちょっとだけ足を運んできました。TP1やDT1を含めた春モデルが一堂に会すると期待していたのですが、会場は思ったよりもこぢんまりとしており、ソニスタブース(机ひとつ)唯一展示されていたのがこの「type C」だったのでした。
思っていたよりもサイズが大きく感じましたが、A4ノートサイズなんだから当たり前っすね。サイズこそ違いますが、外観は昔のバイオノートTRに近いと感じました。また、ティンブル加工のパームレストも確かに手触りは良かったです。13.3型ワイドWXGAの大画面に無線LANはもちろん、ExpressCard/34スロットが付いて15万程度で買えるってんだからまいっちゃいます。すごい時代ですね…。ちなみに、展示されていたのは画像のブルーとピンクの2台のみで、残念ながら限定のブラックは見られず。個人的にはTP1やDT1、WA1のエクステンションラインの展示に大いに期待していたのですが、テレビが必要になることと会場スペースの関係で断念したそうです。う~ん、残念。やっぱりショールームで見るしかないか…。
ところで、この展示会にはその主旨からPC周辺機器のサプライメーカーさんが多数参加しており、個人的にはそちらの展示に興味をひかれました。中でも注目は話題のPLC。アイ・オー・データさんが展示していたのですが、コンセントに挿すだけで使えるんですよね。こればっかりは使ってみないとわかりませんよねとお話ししたら、スターターパック(同社販売価格21,000円)をお試し価格16,000円で購入できるキャンペーンを実施していますとのこと。寝室に移動したPSXなどをロケフリで活用したいと思っていたので興味津々。試しにひとつ買ってみようかなあ…。
もひとつ、サンワ・サプライさんのブースにも面白い商品がありました。ひとつは非常にスリムなBluetoothオーディオアダプタ。ステレオミニプラグ採用でバッテリ内蔵の充電式。これで5時間持つそうです。充電器のUSBコネクタがメスなので他の機器用にも使えるすぐれものでした。Bluetoothのバージョンは1.2。音質は試せませんでしたが、このスリムさと汎用性はソニーにも見習って欲しいなあと感じましたです。それと面白かったのは3 in 1の巻き取りケーブル。USBとLANと電話がひとつになっているのですが、実際はケーブルは2種類しか収納されていません。3つめの電話はLANケーブルのコネクタの先にあるプラスチックのパーツを回転させて使う仕組みでした。電話線でダイヤルアップする場面は少なくなりましたが、いざという時には威力を発揮しそうですね。
いつもソニーの純正品ばかりに目が行くから気がつかないけど、こういった他社の周辺機器にも色々と面白いものがたくさんあるんですよね。もっともっと視野を広げないといけないと感じたSPAでございました。
【追記】PLCについて、ツー三さんやFighter-KOUさんから、ノイズやブレーカー/回路経由時の減衰により、極端な速度低下が発生するケースがまだまだ多いので導入前に良く検討すべきといったご意見を頂戴しました。我が家も多分に漏れず各部屋がタコ足配線状態。お二人のご忠告に従い、もう少し色々と調べてみることにします。アドバイスありがとうございました。
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