いよいよ発売が始まったWindows Vistaですが、クリエをUSB接続してCLIE Palm Desktopが動いたという情報を、クリエやバイオ type U関連でお馴染みのライターの昴さんからお知らせいただきました。(type Uのムックでは大変お世話になりました&大大感謝です!>昴さん)
クリエはOS5搭載機のみで、VistaもRTM版という前提での検証ですが、USB接続でいけたとか。どうやらNCCLで公開しているドライバ同梱の単体版を使うのがポイントみたいですね。
警告
ここで書かれていることを実行したことでお手持ちのPCやクリエにトラブルが発生したとしても、当サイトも昴さんも一切責任はとれませんので、その点は重々ご承知ください。(一応、念のためということで)
CLIE Palm Desktopのインストール
- CLIE Palm DesktopをNCCLからダウンロードして、解凍後インストーラを実行
- しばらくするとインストーラが停止する(したように見える)のでインストールをキャンセル(強制終了)する
- インストール後に作成される「SONYPDA」フォルダの「HotSync.exe」のプロパティーで「互換モードWindowsXP SP2」と「管理者として実行」にチェック
- PCを再起動後「スタートアップがブロックされています」とのバルーン表示をクリックして「HotSyncManager」を実行許可
- HotSyncを実行。ドライバを要求されたらダウンロードしたものを指定
ドライバ指定手順
- HotSync開始時「新しいハードウェアがみつかりました」ウィンドウで「ドライバソフトウェアを検索してインストールします」を選択
- 「オンラインで検索しますか」ウィンドウで「オンラインで検索しません」を選択
- 「付属ディスクを挿入してください」ウィンドウでは「ディスクはありません。他の方法を試します」を選択
- 「ドライバソフトウェアが見つかりませんでした」ウィンドウで「コンピュータを参照してドライバソフトウェアを検索します」を選択
- 「コンピュータ上のドライバソフトウェアを参照します」の参照ボタンを押し、「ダウンロードし解凍したドライバー」を指定(※「ドライバソフトウェアの発行元を検証できません」とメッセージが出た場合は、「このドライバをインストールします」を選択)
以上でドライバがインストールされHotSync可能になるようです。
ただし、HotSyncの開始、実行が確認できただけで、データ同期の正常、整合性についての検証はしていないそうです。また、トリッキーな手法のため、導入に伴うリスクも大きいようです。主だったところでは、
・BusinessやHome、製品版やプリインストール版などの違いで有効かどうかはわからない
・インストールを途中で中断させないといけないだけでなく、Palm Desktopのアンインストールが出来ない
・XP互換モードを使うとOffice2007を利用できなくなる場合があるらしい
といった問題もあるようです。このようなリスクを負う覚悟があるならVistaで使えなくもないということのようです。いわゆる自己責任ですが、それでも朗報には違いないですね。
これから製品版やプリインストール版での動作についても明らかになってくるはず。あいにく自分はしばらくVista搭載PCを購入する予定がありませんが、何か良い情報をお持ちであれば是非お知らせくださいませ。