【麻倉怜士CES報告14】ロケフリがついにケーブルSTBに入る?
Tech-On!、麻倉怜士死のCESレポート。ロケフリが米国で急速に普及しそうな状況になってきたそうです。大手STBメーカーとの提携でベースステーション機能内蔵のSTBが登場することになったほか、大手のケーブルテレビオペレーターとの交渉もまとまりつつあり、同機能内蔵のSTBの台数が約2000万台に拡大すると見積もられるとか。
ロケフリの次の挑戦はHDTV信号の送受信であり、技術的にはH.264を使えば比較的少ない符号化データ速度でハイビジョン画像の伝送が可能として、実用化が積極的に検討されているはずとの麻倉氏の予測に対して、ロケフリの生みの親であるソニーの前田事業室長は「にやにやしているだけ」とのこと。
にやにやしているということは期待して良いんですね、前田事業室長!
【追記】麻倉さんは別のコラムでも米国でのロケフリ好調を伝えていました。「今後、大飛躍が約束される」というコメントがなんともうれしいっす>どこでも「感動」を再現できるか――新たな融合時代を象徴するCES
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