軽快さが魅力のNCヘッドフォン――ソニー「MDR-NC22」
ノイキャンヘッドホン「MDR-NC22」のレビュー。その仕様などから、どのようなユーザー/利用シーンに適するのかを検証。同機能内蔵のウォークマンS700シリーズとの比較では、「手元のスイッチでNC機能を即座にオン/オフできるぶんだけ利便性は高い」としています。また、音質傾向については、「比較的中低域を重視するという傾向」で「もとから低域の厚いソース(ジャズやバラード)では、低音多加にも感じられる」とか。BOSEやJBLの高級品と比べると、地下鉄内での効果は弱めに感じるとのことですが、そのポータビリティ性能から「初めてNCヘッドフォンを購入する人にも勧めやすい」とまとめていました。
自分はウォークマンS700シリーズのノイキャンしか試したことがありませんが、確かに低域の厚いソースだと低音が強調される傾向ですが、個人的には十分許容範囲です。上を見るときりがないですが、携帯性を加味した上でのコストパフォーマンスは高いですよね。
ITmedia +D LifeStyleのポータブルオーディオ販売ランキング(12月4日~10日)にもノイキャン機能内蔵製品の健闘ぶりが紹介されています。ウォークマン「NW-S705F」が5位に浮上したほか、パナの「SV-SD800N」も久々に10位に顔を出しています。
そういえば、ひと月ほど前にケンビシさんからS/N比を下げるイヤーモールド「FitEar」についてお知らせいただいていたのでした(<感謝です!)。使い慣れたイヤホンと自分の耳の形状に合わせてオーダーで作れるため、装用時の耳への負担も少なくて良いとのこと。オーダーなので値段は大体2~3万円になるそうです。こういうアプローチもあるんですね~。いや~(<しゃれじゃないです)、オーディオの世界は奥深いっすね~。
ソニーのヘッドホンといえば、実は先日アウトドアタイプのオーバーヘッドハンド式ヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-D777SL」の開発担当の方とお会いして製品コンセプトなどについてお話を聞いてきました。ロケフリ体験レポートでお世話になっているSMOJの担当者さんの計らいで実現したものです。短い時間でしたけど、色々と面白いお話が聞けました。カタログには載っていないこだわりがいくつもあって、話を聞いては驚いてばかりでした。ということで、詳細については近々レポートしますね~!