PSP(R)のGPSレシーバーに対応『みんなの地図 2』2007年春 販売開始!― ゼンリンとソニースタイルが共同企画・開発 ―
ゼンリンとソニースタイル・ジャパンは、PSP専用地図ソフト「みんなの地図 2」を共同企画・開発中で、2007年春に販売を開始すると発表しました。同ソフトは、SCEのGPSレシーバーで現在位置取得が可能で、単なる地図ビューワとしてではなく、街歩きに便利なポータブルナビゲーターとして利用することができるというもの。なおソフト(UMD)の価格は現時点では未定です。
前作同様の機能のほか、横断歩道や歩道橋、駅構内や地下街などに対応した歩行者案内用経路探索データや、緊急時に役立つ帰宅支援施設・避難所情報も収録。利用駅やユーザーが登録した「Myスポット」情報などを近い順に検索できる“最寄り検索”も可能。
また、GPS電波を受信できない場所では、ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発した、ワイヤレスLANの電波情報で現在地を特定する技術「PlaceEngine」を用いることで、インターネットにアクセスすることなく現在地を表示できる機能も搭載する予定。また、同ソフト用の「ガイド情報」も前作同様にソニスタが継続して販売するそうです。
mylo同様、「みん地図」もソニスタ主導のプロジェクトのようですね。そういえば、サードパーティーから年内に「MAPLUSポータブルナビ」という商品が発売されますね。ソフト単体だけでなく、GPSレシーバー同梱版もラインナップされています。アマゾンだと、ソフト単体が6,000円強で、レシーバー同梱版が約9,000円なので、3,000円程度でGPSレシーバーが手に入ることになり、結構お得なんですよね。ということで、来春発売の商品をこのタイミングで発表するソニスタの意図はライバル商品への牽制なのかもしれませんね。
ちなみに、SCEのGPSレシーバーには、「メタル ギア ソリッド ポータブル オプス」や「プラネタリウムクリエイター 大平貴之監修 ホームスター ポータブル」といったソフトも対応しているので、「ちょっとショット」よりは盛り上がりそうですね。
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