11/11(土)~12(日)に銀座ソニービルで開催された“mylo” COM-1体験会ですが、自分は日曜の夕方頃に会場入りできました。今までは画像でしか見ることができませんでしたが、やっと実機に触ることができました。ということで、写真を交えつつファーストインプレっぽくご紹介します。
体験イベントはソニービルの正面入口を入ってすぐ右側の壁沿いで開催されていました。あいにくの雨模様でしたし、日曜の夕方ということで、それほど混雑はしていないだろうなあと思ったのですが、会場入りしてみたら結構な人だかりでちょっとびっくり。奥ではPS3のデモ展示も行われていたこともあって、多くの人で賑わっていたのが印象的でした。
myloは、メインの展示スペースで5台の実機がワイヤーで固定され誰でも触れるようになっていましたが、それ以外に説明員の方も実機を持っていらっしゃったので合計で10台ぐらいはあったのではないでしょうか。会場にはワイヤレスLANのアクセスポイントが用意され、主立った機能を実際に試すことができるようになっていました。説明員の方が持っていた実機をお借りして、何枚か写真を撮らせていただいたので、まずはそれをご覧ください。
まずはmyloの外観から。ぱっと見PSPっぽいですが、どっこい曲面処理が断然多い筐体で実際に触ってみてオリジナリティあふれるデザインだなあと感じました。PSPの場合は左に上下左右ボタンがあり、右の○×△□で決定やキャンセルが割り当てられますが、myloは右中央のオレンジのボタンがいわゆる決定「Enter」ボタンでその周りにあるのが十字(上下左右)ボタンです。さらにその上下にBackとOptionボタンがあり、ウォークマンAシリーズのHDDモデルに近い作りとなっています。両手持ちがデフォルトのようなイメージのmyloですが、ごくごく基本的な操作なら実は右手だけでもできてしまうようなんです。これは通勤通学時に片手がふさがっている時などに威力を発揮するのでしょうね。ちなみに左側中央にあるのはボタンではなく通話用のスピーカーです。
右の画像は、キーボードをスライドした状態ですが、このキーボードをスライドさせる感覚がとても気持ちよかったです。担当の方にお話を聞いたのですが、このスライド感には相当気をつかったようです。ちなみに、片手でもサクッとスライドしてくれます。キーボードの使い心地ですが、これはさすがに片手操作は厳しいので両手わしづかみの親指打ちが基本って感じでした。キータッチも悪くなかったですよ。特殊文字や数字キーは左上の「Num」キーや「Sym」キーを押してから入力する仕組みになってます。入力モードの変更は「Fn」ボタンとSpaceボタンの同時押しでできますし、その他にもショートカットで各種操作が可能みたいでした。
背面はこんな感じで、左上から「DC IN(6V)」、中央に「モノラルスピーカー」、その下に「HOLDスイッチ」、「ボリューム(+・-)」と続きます。中央のmyloロゴがある部分がバッテリーのスペースで、スライドさせて取り外します。ちなみに、バッテリの容量は3.7V/1200mAhでした。
左右側面のアップです。モノラルスピーカーの左にあるのはストラップホールです。それと、わかりにくいかもしれませんが、両方の画像でなんとなく「エッジの光」を確認いただけますでしょうか。左右の筐体の外周にある透明プラスチックの部分のことなんですが、この光によってmyloのステイタスを視覚的に把握できるんですよね。
イイジマさんのブログにも書かれていましたが、開発者の方がデザイン的にもメカ的にもこだわり抜いた部分がここなんだそうです。受電時だけ光る部分とか、通常のワイヤレスLAN接続時はブルーで、アドホック通信時はグリーンになるとか、なんか、あちこち色々光るようです。
側面には上部にはPC接続用のUSBコネクターと平形のヘッドセットジャック、下部にジョグレバーがあります。
ちなみに、平形対応ヘッドホンを別途購入する必要はありません。専用のマイク・着信スイッチ付接続コードが付属するのでお好みのヘッドホンと組み合わせられます。逆に、ヘッドホン自体は付属しませんので、別に用意する必要があります。ジョグレバーはバックグラウンド音楽再生時などに使えました。Webブラウズをしている最中でもこのレバーで制御できるというわけです。
まだまだ長くなりそうなのでいったんここまで。続きはまたPart.2で。