スポーツに注力したウォークマン「NW-S203F/205F」 運動不足ライターではわからない!? スポーツタイプの真実
米国の反響は知らないが、自分でも毎日走る人が企画なり設計したという、納得のポイントが感じられないのが残念だ。ソニーの役員クラスにもジョギングを欠かさないという方は居るだろうに、そういう実際に走る人がトップダウンでちゃんと物づくりを見ていくというのが、ソニー製品の差別化ではなかったか。もともとウォークマンそのものも、井深大氏が自分で使いたいから、と作らせたのが発端なのは有名な話だ。かといって「QUALIA(クオリア)」みたいなものでも困る。目玉が飛び出るほどの高級品ではなく、かといって凡庸でもなく、ああよく考えてあるなぁ、というものが欲しいのである。そしてそれの違った使い方を発見する、というユーザ側の楽しみが加わって、勝ち組のスパイラルが回転し始めるのだ。
小寺信良さんの週刊「Electric Zooma!」にウォークマンSシリーズが取り上げられました。さすが小寺さん。自分が知りたかったことが全部網羅されてる!ご自身がほぼ毎日7kmのジョギングをしていらっしゃるということで、大変説得力のあるレビューになってます。
自分がソニービルなどで実機に触って感じた印象は正しかったようで…。総論を読んでいて、うんうん、そうなんですよね、とうなずくことしきり。「電源が落ちたかのように音楽がバサッと終わってしまうのもどうか」とありますが、これはAシリーズから何も変わってませんね。ちなみに、限定モデルに付属するアームバンドと別売りのそれ「CKA-NWS200/C」は仕様が微妙に違うんですね。後者はホルダー部に滑り止めが付けられているんですって。ということで、自分も速攻注文しちゃいました。それと、「走行モード、起動しました」には笑わせていただきました。是非、実現してください>ソニーさん。さて自分の手元に届くのももうすぐかな。届いたらバリバリ使って、小寺さんのようにダメ出ししようっと。
【追記】別売りのアームバンドについて、先日プチインプレを投稿くださった塩田@UX90PSさんから以下のようなお便りを頂戴しました。
S205F用の別売りアームバンドを注文されたようですが、本体が抜けやすい構造は北米仕様のもので、国内版は発売前に改善された、という記事?をどこかで目にした覚えがあります。実際、ケースには内側に一部ラバー処理が施されており、小寺さんが指摘されてるような扱いをしても、本体が抜け落ちるような事態にはなりません。全力疾走して試したわけではありませんが、ケースを逆さにして振っても平気ですよ。(見た感じ、確かに別売り分は、腕への巻き付け方がシンプルな構造になってそうですね。)
逆さにしても大丈夫ですか~。ひとまず安心しました。勢いで注文しちゃいましたけど、アームバンド自体が消耗品なので予備として活用したいと思います。と、追記していたら商品発送のお知らせがソニスタから来ましたよ。明日は、ウォークマンSとαがいっぺんに届くことになりそうです…。