【フォトキナ 2006 Vol.1】ドイツケルンにてフォトキナ開幕――ソニーが目指す“リーディング・カメラ・マニュファクチャー”とは?
ドイツケルンで開幕したPhotokina 2006ですが、開幕前に先陣を切ってソニーが開催したプレス・カンファレンスの模様と担当者インタビューが掲載されています。ソニー執行役の中川氏がプレゼンを行い、「ソニーは、リーディング・カメラ・マニュファクチャーになるために、いいポジションにいる」(SONY is well positioned to become the leading camera manufacture)という言葉がにプレスが大きな関心を集めていたとか。
α100では、当面の目標であるシェア10%は達成しつつあり、次の目標である20%を達成できれば、ソニーは、DSLRの分野で、キヤノン、ニコンに次ぐ第三の勢力となります。そうなれば、“the leading camera manufacture”も、単なる夢物語ではなくなります
とはソニー・ヨーロッパ・プレジデントの西田氏の弁。自信に満ちあふれたコメントっすね。ということで、中級機の発表はなかったみたいですが、α100はヨーロッパでもおおむね好調とのことで今後がますます楽しみになってきました。
そういえば、サイバーショットってもうすぐ10周年なんですね。昨日のオフィシャルメールマガジンで知りました。1996年の「DSC-F1」発売から今年の10/10で10年なんですって。なんか10並びが良いですね。オフィシャルサイトではその10周年を記念したコンテンツが公開中です。サイバーショット担当の今村氏と、αを担当の勝本氏が語るソニーのデジカメの次なる進化や方向性も見逃せません。
【追記】デジカメWatchにその勝本氏のインタビューが掲載されました。デジ眼に求められるソニーらしさについては試行錯誤中のようです。また、エントリー機については、「さまざまな異なる切り口の製品を投入することで増やしていきたい」とコメント。今後がますます楽しみになってきました>【インタビュー@Photokina 2006】歴史と伝統を大事にしたうえでソニーらしさを~ソニー AMC事業部長の勝本徹氏に聞く
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