ウォークとランで選曲も変わる! 走る人も“ウォークマン”の「ウォークマンSシリーズ NW-S203F」
デジタルARENAによる、ウォークマンSシリーズのレビュー。付属のプラスチック製のクリップや底面のUSB端子の詳細が画像で確認できます。
「ジョグシャトルとの位置関係はいまひとつで、持ち替えずに操作するのは多少コツがいる」とありますが、自分も先日ソニービルで触ったときに同様の感触でした。シャトルは片手の方が切換が楽だったんですよね。両手だと押すのも引くのも余計な力が加わって真ん中を飛ばして端に行ってしまうという…。また、「記録されたデータをパソコンに転送できないのが惜しい」とありますね。この辺は反響次第なんでしょうが、個人的にも是非次世代機で対応して欲しいです。って、まともに使ってもいないのに言うなって感じですよね。
競合するアップルの「Nike+iPod Sport Kit」は日本では出ていないし、nanoとshuffleもリマスターされましたが、Sシリーズは価格的にも機能的にもうまいことちょうどその中間に入り込んだ感じですよね。もちろん、Eシリーズもその位置にいますが、価格差が少ないし、デザインと機能性ではSの方が魅力に映る人も多いことでしょう。なにより、「我々の戦いは、いまここにある体脂肪をどうするかである」というコメントにグサリと来た方も多いのでは。
残念ながら1GB版は1週間ほど延期になってしまいましたが、あとは無事出荷されることを祈るだけ。自分はソニスタ限定モデルですが、とにかく届くのが楽しみで楽しみで仕方がありません。
【追記】なーんでことを書いていたら、NIKEのスポーツキット国内モデルの正式発表が行われました。(お知らせ感謝です>さとーさん)
ナイキ、「Nike+iPod スポーツキット」の国内モデル-データ蓄積サイトも日本語対応。対応シューズ2種も
10/28発売で、センサーとレシーバのセットが3,570円、対応シューズの「エア ズーム モアレ+」が12,600円。これにnano本体をあわせたら最低でも3万円コースですが、本格的なトレーニングに使いたいアスリートにとってはこちらの方が魅力的に映るかもしれませんね。また、新nanoをご購入されたというVirgoさん(@Element of Elements)から以下のようなお便りを頂戴しました。
2nd nanoを早速買って使い始めております。すでに、設定項目にNike+iPod Sport Kitのオンオフ項目がお目見えしてるので、日本でも対応は時間の問題のような気がします。どちらかというとNIKE JAPAN側の対応が遅れてるのではと邪推しております。結局去年と同じで、リリース後、2日で届く商品と1週間遅れる商品の差は大きいと思います。Appleは遂にギャプレス対応もしましたし、検索機能が強化されたので、SONYには通常ではない いい意味での力業を臨みたいです。どちらも公平に使っていると、やはり肩肘貼らずに接するものに軍配が上がるのは自明の理ですが、独占もまたいつかは衰退するものですので、SONY の復活に期待したいです。(下線はSPAがつけました)
おお、すでに設定されていたのですか…。ちなみに、ファームアップデートした旧nanoにもしっかり追加されてますね。スポーツキットは日本での発売も正式に発表されたようですので、強力なライバルになるのは間違いないですね。ウォークマンについては自分もおっしゃるとおりだと思います。少なくとも、新shuffleと今回のスポーツキット国内販売でSシリーズの購入を検討し直す人も出たはず。たった1週間だけど、それによる損失は計り知れないものがありますよね。
世界が注目したワールドカップでも選手達が白いヘッドホンをつけて会場入りをしている光景をよく見かけました。著名なアスリート達が自然と広告塔になるiPodの強みですよね。追いついたと思ったら突き放される。今のポータブルオーディオ市場は弱肉強食のスポーツの世界と一緒なのかもしれません。新製品開発へのたゆまぬ努力と価格競争に耐えうる体力(資金力)が無いとiPodの独占を止めるのは難しいかもしれません。油断、過信は禁物。まだまだ、ソニーには辛抱が必要なようです。