ビクター、「MD置き換え」を狙うフラッシュ内蔵コンポ/オーディオ-年内にHDDコンポも投入し、“オーディオ”の魅力をアピール
日本ビクターは、512MBフラッシュ内蔵ミニコンポ/ステレオシステム「UX-QM7/RD-M2」と、オーディオプレーヤー「alneo XA-F112/F52」の発表会を開催、同社の製品戦略について説明したそうです。2007年までにMD市場は急速に縮小しデジタルオーディオプレーヤーに置き換わっていくと解説。「音の違いがわからない」、「MDはもう使わない」という新ユーザー層「NEW音楽ファン」をターゲットに、「PCと同じことがコンポでできる」、「MDに録った音楽を整理」といった利便性を訴求するとか。また、ネットワーク機能を搭載したオーディオ製品の年内発売も予告しています。
ポータブルオーディオと連携できるノンPCオーディオはソニーのネットジュークが先駆けですよね。現行モデルはHDD搭載ですが、ビクター同様にフラッシュを内蔵するなんてわけないはず。今後のラインナップ拡充に期待しております。地道な作業かもしれないけど、今以上の使い勝手の向上を。機能向上ではネットラジオやPodcastingへの対応も期待してます!>ポッドキャスト、視聴経験者の3人に1人が「個人の番組」を聴く
こちらは7月16~23日のポータブルオーディオ販売ランキング。今年上半期のポータブルオーディオはiPodとウォークマンの争いで推移した感があるとか。年末にMicrosoftが満を持して投入してくるという「Zune」が両社の牙城にどこまで食い込んでくるかに注目が集まりそうです。現段階ではノンPCオーディオの開発能力はまだまだソニーの方が上…と思いたいのでそっち系でのがんばりをソニーには期待したいです。
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