松下、ソニー、シャープ、東芝、日立の家電大手5社は、2007年度中にインターネットに接続する規格を共通化した高機能の「インターネット・プロトコル(IP)テレビ」を発売すると発表。動画配信や情報検索を家電並みの簡単さで利用できるとか。専用の情報やサービス作りにも乗り出し、地デジ放送移行に伴う買い替え需要に対応させるそうです。なお、統一規格は国内海外を問わず他社に安価に開放して普及を促すとか。
WebTVが懐かしいですが、ブロードバンドの普及でネット対応のTVがいよいよ本格化するようです。ちなみに、方向性としてはベースは共通にして周辺は独自規格で拡張、囲い込みって方向なんでしょうかね…>シャープがAQUOSブランドのAV機器を拡充,HDMI利用で機器間の連携性を高める
次世代DVD、HD、HDMI、コピーワンス、そしてネットTV…。この1~2年でテレビが大きく変わりそうですね。北京オリンピックの頃にはどうなってるんでしょう。見当も付きません…。
一方で、DRM絡みの会議でソニーが集中砲火を浴びたという報道も。「ソニーの目的は、コンテンツを扱いやすく、納得のいく価格にし、社会人として働く一般の消費者が他の方法に乗り換えない程度の制限を設けること」だそうです…>SIGGRAPH報告:DRMの今後を巡る白熱した議論–ソニー幹部に質問が集中
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