24インチワイド液晶+WUXGA+HDMI=9万9800円の衝撃――BenQ「FP241W」
HDMI端子を標準装備する1920×1200ドット(WUXGA)表示対応、1080pのハイビジョン映像入力をサポートしているほか、コンポーネント/S-Video/コンポジット入力などを装備した多目的24インチワイド液晶ディスプレイ「FP241W」があのBENQから登場。PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能で入力ソースの2画面同時表示も行なえるとか。
変なタイトルにしちゃいましたけど、業界で最もHDを推進しているはずのソニーがBENQに先を越されちゃったと言いたかっただけなんですけどね…。それはさておき価格がすごい。このスペックで99,800円ですって(ちなみにアマゾンでは早くも予約受付中)。いずれはソニーから出てくるとしても、この価格はまず無理なんじゃないでしょうか。
リビングのテレビとは別に、プライベートルーム用として今後この手のディスプレイの需要が増えるのは間違いなさそうです。自分の部屋にある液晶ディスプレイはバイオMX用に買ったもので、気がつけばもう6年近く使っていることになります。しかも、XGAで懐かしの「nfren」製。もう国内ではサポートすらうけられません…。これを、ディスプレイ切換機でMacやtype Uのポートリにつなぎ替えて使っているような状況。
つーことで、俄然このディスプレイに興味がわいてきました。こいつがあれば、普段はPC用のモニターとして使えるだけでなく、ハイビジョンチューナー内蔵HDDレコーダーやPS3を繋いでハイビジョンでテレビ録画再生やゲームが楽しめるんですもんね。独身ならまだしも、家族だとリビングのテレビが取り合いになってしまうことがありますので、プライベートユースのマルチなモニターが欲しい人にはうってつけですよね。こうして、刻々と物欲は変わり、金策に悩むSPAなのでした…。
【追記】WUXGAのこのモニタで縦1080ドットのHDTV信号を表示すると120ドット分タテ方向がアップスケールされちゃうんですね。う~ん、ちょっと微妙かも…。PS3がWUXGAに対応してくれると良いのですが…。ちなみに、ソニーならこういう仕様にはしないですよね?(フルHDの件含め、お知らせ感謝です!匿名希望さん)
ちなみに、Blu-rayドライブ内蔵でフルHD対応液晶を搭載するバイオ「type A」はオーナーメイドの最安値が33万強。PC本体、ディスプレイ、ドライブを別々に買うのとどちらがお買い得なのか…>「読めて書ける」BDドライブの恩恵は?──ソニー「VAIO type A VGN-AR70B
また、「フルスペックという呼び方はどうよ」で話題のフルHDについては、以下の記事がとても参考になります。「フルスペック」に関するソニーの見解もあわせてどうぞ。
・フルハイビジョンの真実
・「パネルと回路技術が相まって、テレビの性能は決まる」──フラットテレビの深層 第5回 ソニー編