10年前に休暇中に仕事をしている米国の会社員は23%だったそうですが、今はそれが約2倍の43%に増えたそうです。休暇中に仕事をする理由は、「仕事に打ち込んでいるから(25%)」あるいは「処理しなければならない差し迫った作業があるから(22%)」が大半。休暇中に働いたと回答した人が仕事を終わらせるのにノートPC(41%)や携帯電話(30%)のテクノロジーが仕事をやりやすくしたと答えたとか。
本来はテクノロジーによってもたらされるはずのゆとり(可処分時間)を有効に使えるはずなのに、そのゆとりすら仕事につぎ込んでしまうという…。悲しいかな、テクノロジーの進歩によって私たちの「生活のタイムシフト」が加速したのは間違いないようです。かくいう自分の可処分時間の使い方もすっかり変わってしまったというか、逆転してしまったというか…。
小寺さんのこのコラムがまたタイムリーで、色々なことを考えさせられます…>コミュニケーション衰退に見るIT時代の終焉
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