バイオがいっぱい登場するTVドラマ

6/19からTBS系でオンエアが始まった「アキハバラ@DEEP」。原作者が石田衣良さんで制作がオフィスクレッシェンドとあって、往年の大ヒットドラマ「池袋ウエストゲートパーク」に近いテイストが楽しめるドラマに仕上がっているようです。

で、同居人が録画していたものを、自分もやっと昨日見始めたのですが、ドラマの内容よりもまず気になったのが随所に登場するパソコン。物語でページ(風間俊介)という名の青年が使っているのは、モバイラーの誰もがあこがれたバイオノート「C1」ベースのノートPC。彼は人と話すのが苦手で、テキスト入力してパソコン経由でコミュニケーションする人なんです。にしても、ラジオのアンテナやら、ぴかぴか光るLEDやらでカスタマイズされているため、外観がものすごいことになってます…。

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それ以外にも、中込(北村一輝)が「type V」、アキラ(小阪由佳)が「type F」、ユイ(本上まなみ)が「type M」と、バイオのオンパレード。いずれもページのマシンとは違い、ノーマルというかそのまま使われています。撮影スケジュールの関係もあってか、一昔前のモデルでこそありますが、オタクの聖地でここまでバイオが普及、浸透しているのかと見る人も驚くのではないでしょうか。スケジュールの都合もあったかもしれないけど、撮影が「type U」発表後だったらページの使うパソコンってどうなっていたでしょうね。とはいえ、キーボードがあれだとさすがのページでもブラインドタッチは難しいかな…。

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そういえば、ソニスタだったかバイオのオフィシャルサイトだったか忘れましたけど、オフィスクレッシェンドの堤さんのインタビューがあったような…。確か、当時の堤さんはバイオユーザー(ファン?)だったはず。そんなこともあって、小道具にバイオをチョイスしているのでしょうかね…。

【追記】あ、ちなみに昨日7/1はバイオの国内販売9周年なんだそうです。担当者Tさんがブログでアナウンスしていました。ということで、祝バイオ9周年!

1話目を見終わったあとで、石田衣良氏の原作を読み始めたのですが、物語に登場するパソコンは外見はマックなのに中身はインテルのCPUでOSはWindowsとか、バイオ似の「SOMY」ロゴがついたたディスプレイだったりします。2004年の作品だからしょうがないけど、今やマジにMacにインテルCPUが載ってWindowsが動いてしまう時代ですからね。そこまで読めなかったとしても石田さんを誰も責められませんけど…。

テレビも小説もまだまだ出だしなので、どんな結末が待っているのか想像もつきませんけど、原作、テレビともに冒頭に登場するメッセージがとても印象に残りました。

THE ONLY WAY IS UP.

「ここより下に階層はない。あとは浮上するだけ。」という意味なんだそうです。

この物語の象徴とも取れるメッセージなのですが、自分自身にとっても勇気づけられるし、復活に賭けるソニーにとっても通じる内容なのではないかと思いました。無理矢理こじつけですが…。

ちなみに、テレビはインパクトの強い映像が目白押しなんですが、特に強烈というか鮮烈だったのがコレ(↓)。


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光や周期的な点滅により発作を起こしフリーズしてしまうという難病の持ち主、タイコ(星野源)のそのフリーズの瞬間の画です。マジで夢にまで出てきそうです…。

(人間、別な意味でフリーズするときはあるけど、リセットの方法だけは間違えちゃいけないっすよね…)