ワーナー、UMDビデオ23タイトルの980円キャンペーン-「ラスト・サムライ」なども初UMD化で980円
ワーナー エンターテイメント ジャパンは、UMD Videoの新作/再販合わせて計23作品を980円で発売するキャンペーンを7/21より実施すると発表したそうです。期間限定で在庫が終了次第キャンペーンも終了とか。7/21発売分が「ハリー・ポッター」シリーズや「マトリックス」シリーズなど17本。8/4発売分は、初UMD Video化となる「ラスト・サムライ」、「オーシャンズ12」など6本。
Amazonのセールは6月いっぱいで終了ですが、その3週間後には980円で店頭でも入手可能になるって事ですね。takkkさんからこのニュースについて、「アマゾンのUMD値下げはこれの前振りでしたね。これでちょっとでも普及すればよいけど」というお便りを頂戴しました(感謝です!)。買う場所によっては980円よりも安く入手できることになりそうですね。
こうなると、ワーナー以外のタイトルも一挙に値下げしてくれれば良いのですが、もしかしたらそうなる可能性はあるのかもしれません。それも悪い意味で…。Engadget Japaneseで以下のようなエントリーがあがっています。
UMDの売り上げが伸び悩んでいることから、映画スタジオ各社は予定されていたUMD版リリースを削減するとのこと。名前が 挙げられているのはワーナー、パラマウント、ソニー・ピクチャーズ。とくにワーナーホームビデオはUMD版への市場の反応に失望したとして6タイトルのキャンセルを決定済み
米国最大の小売りチェーンWal-MartがUMDディスクの販売から手を引くとのこと。ウォルマートの広報はコメントを拒否しているものの売り場面積はかなり縮小しており、映画スタジオ関係者によれば(そもそも映画ソフトがなくなるので)「完全撤退も目前」。ユニバーサルスタジオ・ホームエンターテインメントの幹部によれば「(UMDの売り上げは) ひどい。ほとんどゼロに近い。これはソニー爆弾だ」。ユニバーサルはUMDでの新規リリースを全面的に中止、またソニー・ピクチャーズもタイトルをもっと「厳選する」とのこと。
真偽の程はわかりませんが、作ってもいっこうに売れない→値下げで在庫処分→終了&撤退という流れは筋が通っていますからね。なんか、MD立ち上がりの時の事を思い出します。我が家にも一枚だけMDのセルタイトルがあります…。
今回の値下げが普及への第一歩なのか、撤退への秒読みなのか。明日はどっちだ…。
(UMDがダメなら、ゲームはデータ配信型のメモステベースに完全移行して、UMDスロット排除しちゃいましょう。でもってその分本体をコンパクトに作り直すってことでどうでしょう。で、液晶はタッチパネルでPIMアプリも入れて。ってそれじゃあクリエか…みたいな話を百万回ぐらい言い続けているような気がする…)