2005年度 連結業績のお知らせ(Sony Japan)
本日17:30から開催予定の「2005年度 第4四半期 業績説明会」に先立ち、ソニーが2005年度連結業績の詳細をSony Japanサイトにて公開しました。説明会で使われるプレゼン資料もPDFやhtmlで公開中ですので興味のある方は目を通してみてください。
自分も資料をざっくり見てみましたが、思っていたよりは厳しい数字が並んでいるように見えました。エレクトロニクスでは復活の象徴であるテレビの大赤字が特に目を引きます。オーディオは多少の利益こそでましたが減収。元気の良いのバイオの情報・通信とハンディカムが引っぱるビデオが大半の赤字を埋める形になってますね。ゲームもPSPが好調で増収ながらPS3の開発費でトントンだし、映画はヒットが無くてダメ。金融は相変わらず好調でエレクトロニクスの赤を埋めてくれてます。(音楽は悪名高きソニーBMGがもうけているのが許せん!)
2006年度の見通しも数字を見る限りあまり明るくない感じですね。それでも、設備投資額を増やしているのは後々への布石なんでしょうか。ちなみに今年の映画ビジネスはダビンチ・コードで結構良い数字になるんじゃないですかね。(そうなったらサム・ライミとダン・ブラウンにはソニーは一生頭が上がらなくなるのかも…。)
なお、17:30から説明会のインターネット中継もWindows Media Playerを使って配信されますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。マスコミの報道もこの説明会が終わってからになるんでしょうね。
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